NBA.comがトップニュースで伝えているのは、10年越しの“NBA入りの夢”を諦めなかったプレーヤーがレイカーズと残り２試合を契約したことだ。
NBA.comがトップニュースで伝えているのは、10年越しの“NBA入りの夢”を諦めなかったプレーヤーがレイカーズと残り２試合を契約したことだ。   NBAＧリーグ（旧Ｄリーグ）で10年間プレーしたアンドレ・イングラム（サウスベイ・レイカーズ／アメリカン大出身）の夢がようやくかなうときが来た。ロサンゼルス・レイカーズが32歳のイングラムとシーズン終了までの契約を結んだことを発表したからである。   イングラムはレイカーズの残り２試合でプレーする予定だが、４月10日（日本時間11日）のロケッツ戦ではベンチスタートながらも、29分の出場でチーム２番目の19得点。得意の３Ｐシュートは５本中４本を決めた。４月12日（同13日）のクリッパーズとの最終戦でもプレーをする。
190cm、83kgのシューティングガードであるイングラムのキャリアは、ただ単に長いというわけではない。Ｇリーグ通算713本の３Ｐシュート成功数を記録し、以前の記録を176本差で上回っている。また、３Ｐ成功率も通算46.1％と高く、２シーズン以上Ｇリーグでプレーしたプレーヤーとしては歴代１位。そして、32歳のイングラムは、通算得点でもリーグ５位（3,901得点）で、2010年と16年には３Ｐコンテストで優勝している。   ちなみに、サウスベイ・レイカーズ（前ロサンゼルス・ディーフェンダーズ）は今シーズンから名称を変更した。   （月刊バスケットボール）