
PBAのスコアボードはNBAに近い
ゲームは1クォーター12分でNBAルールに近い。第1戦は両チームともビッグマンがいないためか、アウトサイドでの1on1が中心だった。ときどき、TNTはハイピックを使用、一方のフェニックスはエースにスイングからベースラインでのスタッガードスクリーンを使用し、残り3秒で決勝点。74-72でフェニックスが勝利。
第2戦は第1戦と違い、7フッターの選手とさらに2m超えの選手を抱えた昨年のチャンピンチームの登場。ゲーム始めから高さを生かして主導権を取り、ハーフコートオフェンスはトライアングルオフェンスが中心。また小柄な#6スカーリー・トンプソンが得点するたびに観衆の大きな声援を浴びていた。ゲームは103-77でヒネブラが圧勝!!

試合前のウォーミングアップ
2戦を観戦して、ペリメーター選手のドライブからのキックアウトパスが非常にうまい。また、ディフェンスは、フルコートディフェンスをTNTとKIAが終始行っていたのが印象に残った。
※SMモール・オブ・アジア・アリーナ(MOA)は、パサイのベイシティにある多目的アリーナ。PBAの主な試合会場として使用されているほか、大学バスケットボールの試合でも使われている。最大2万人収容。
(つづく)
(月刊バスケットボール)