月刊バスケットボール5月号

技術&戦術

2018.02.18

月バスSet Play of the Week(14)キャバリアーズ

2月14日(日本時間15日)に、行われたクリーブランド・キャバリアーズ対オクラホマシティ・サンダー(@チェサピーク・エナジー・アリーナ)で、新生・キャブズがサンダーに勝利(120-112)したゲームで見せたハーフコートオフェンスを解説。トレードで加入したジョージ・ヒルやロドニー・フッド、ジョーダン・クラークソン、ラリー・ナンスJr.が早くも機能し始めている。   【ラインナップ】 ①ジョージ・ヒル(PG) ②JR.スミス(SG) ③レブロン・ジェームズ(SF) ④ジェド・オスマン(PF) ⑤トリスタン・トンプソン(C)  

[A-1] ハイポスト(⑤・③)とコーナー(②・④)に立つ“ホーンセット”。①が右ウイングへドリブルしながら、③のボールスクリーンでプレッシャーリリース。ポップした③へパスをする。⑤は①に合わせてダイブ。  

[A-2] ③は左サイドの②とDHO(ドリブルハンドオフ)し、パスをしたらすぐにダックイン。②からのパスをレシーブしてパワープレーとなる(②はそのまま3PシュートでもOK)。この後は、ディフェンスの状況を見て、③がペイント内から“ガード的”にボールをキックアウトする。 レブロンの得点力とパスの巧さを生かしたプレーになっている。  

  月刊バスケットボール3月号の“NBAセットプレー図鑑”では、ウエスタンカンファレンスで首位争いを演じているサンアントニオ・スパーズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!   (月刊バスケットボール)

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