月刊バスケットボール5月号

Wリーグ

2017.12.17

Wリーグオールスターは渡嘉敷がMVP獲得!

12月16日、大田区総合体育館にてWリーグ三井不動産オールスター2017-2018が開催された。   イベント目白押しだったこの日、最初は全中2連覇の豊野中(埼玉県)とWリーグのOGで構成されたレジェンドチームとの『レジェンドマッチ』が行われた。 アトランタ・オリンピック代表の岩屋睦子さん(旧姓村上)、アトランタ&アテネ・オリンピック出場の小磯典子さん(旧姓濱口)らオリンピアンをはじめ、昨シーズン現役を引退した藤吉佐織里さん(元日本代表/シャンソン化粧品)や現役の東京羽田3選手を加えたレジェンドチームは、随所に好プレーを発揮。しかし、最後は高いシュート力と機動力を生かした豊野が26-24と僅か2点差で勝利を奪った。   続いて行われたのが『3Pコンテスト』。こちらは、目下2連覇中の山本千夏(富士通)の3連覇なるかに注目が集まったが、見事、その期待に応えて優勝。予選は2位で通過だったが、決勝では勝負強さを発揮した。   3Pコンテストの次は、「スキルズチャレンジコンテスト」。今年から時間計測ではなくデュアル戦を採用し、対戦型に。ここでは、準決勝で町田瑠唯(富士通)、決勝では水島沙紀(トヨタ自動車)を破った本川紗奈生が優勝。3Pコンテストの山本同様に3年連続の栄冠となった。   そして最後は、メインイベントであるゲーム。インターネットによるファン投票、リーグ推薦、Twitter投票で選ばれた計26名の選手がEAST(JX-ENEOS、富士通、東京羽田、新潟、日立ハイテク、山梨)とWEST(トヨタ自動車、デンソー、シャンソン化粧品、三菱電機、トヨタ紡織、アイシン・エィ・ダブリュ)に別れて対戦した。   試合は、渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)らの活躍もあったEASTが序盤から先行。一方のWESTは21点を追いかける後半、チームリーダーの大神雄子(トヨタ自動車)が怒濤の攻めを見せる。しかし、後半も好調を維持する渡嘉敷や3P6本を決めた山本の活躍もあったEASTが追随を許さず。最後は101-82で大勝した。 なお、MVPには渡嘉敷が選ばれた。   【主なスタッツ】 EAST:渡嘉敷22得点、11リバウンド、山本20得点、宮澤夕貴(JX-ENEOS)21得点 WEST:大神19得点、三好南穂(トヨタ自動車)20得点   MVP 渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)   MIP 大神雄子(トヨタ自動車)  

MVPの渡嘉敷  

MIPの大神   3Pコンテスト優勝 山本千夏(富士通)   スキルズチャレンジコンテスト優勝 本川紗奈生(シャンソン化粧品)  

3P優勝の山本  

スキルズチャレンジ優勝の本川   (月刊バスケットボール)

PICK UP