今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
1月23日(日本時間24日)に、行われたニュージャージ・ネッツ対オクラホマシティ・サンダー(@チェサピーク・エナジー・アリーナ)で、サンダーが4Q残り7.8秒、106-107から逆転したサイドインバウンズ・プレーを解説しよう。このゲーム、サンダーのラッセル・ウェストブルックは32得点を挙げた。
【ラインナップ】
①ラッセル・ウェストブルック(PG)
②レイモンド・フェルトン(SG)
③ポール・ジョージ(SF)
④カーメロ・アンソニー(PF)
⑤スティーブ・アダムズ(C)

[A-1]
①と④がエルボー近辺、⑤はトップ・オブ・ザ・キー、②はウィークサイドのブロックにエントリーして開始。⑤はX1へ激しくダウンスクリーン。①はトップをカットして③からのパスをレシーブ。④は右、②は左コーナーへカットする。

[A-2]
ボールをレシーブした前をインバウンダーの③がスピードを付けてカット。スクリーンから遅れて出てきたX1と交錯する形に。これがナチュラルにスクリーンのような状況になり、X1が①をディフェンスできなくなる。その隙を突いて、①はリングへ向かって直線的にドライブして逆転シュートを決めた。

月刊バスケットボール3月号の“NBAセットプレー図鑑”では、ウエスタンカンファレンスで首位争いを演じているサンアントニオ・スパーズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!
(月刊バスケットボール)
今日のナゲッツ戦でも決めてました。
これぶつかってたらムービングスクリーンではないのですかね、、、
https://plaza.rakuten.co.jp/bballconnects/diary/201802020002/
いつも月バス.COMをご覧いただきありがとうございます。
ご指摘の件ですが、確かにプレーヤー同士が接触しています(笑)。
スクリーンであれば、両足がフロアに着いていない時点でイリーガルです。
しかし、このプレーはスクリーンではなく、インターチェンジした際の“偶然”のコンタクトだと考えれば、ファウルにならないことも理解できると思います。
NBAではこのように、スクリーンではないプレーヤー同士の交錯を利用し、ナチュラルにスクリーンのような効果があるプレーが散見されています。
今後とも、月バス.COMをよろしくお願いいたします。