今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。
1月7日(日本時間8日)に、行われたボストン・セルティックス対ブルックリン・ネッツ戦(@バークレー・センター)の3Q終了間際に見せたセルティックス(*スモールラインナップ)のサイドラインインバウンズプレーを解説しよう。
【ラインナップ】
①カイリー・アービング(PG)
②テリー・ロジアー(SG)
③マーカス・スマート(SF)
④マーカス・モリス(PF)
⑤ダニエル・テイズ(C)

[A-1]
③がインバウンズで、①・⑤・②・④がファウルライン上に一直線に並ぶ。⑤と④がそれぞれ①と②へダウンスクリーン。このスクリーンは“おとり”になっている。

[A-2]
同じように、⑤は①へバックスクリーンし、②はそのまま④へダウンスクリーンをかける。④は①からのパスをレシーブして3Pシュートを狙う。

[A-3](※一部拡大)
②と④の動きだけを一連にすると、④のスクリーンを使うが②はカールして④のディフェンスへとスクリーンをかけている(赤線)。最近、NBAでよく見かけるオフェンス(スクリーン)の仕掛けである。

月刊バスケットボール2月号の“NBAセットプレー図鑑”では、ウエスタンカンファレンスで首位争いを演じているミネソタ・ティンバーウルブズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう!
(月刊バスケットボール)