月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2018.01.11

並里 成(滋賀)インタビュー「今まで影響を受けた選手は『田臥さん』」

  1月4日にWOWOWで放送されたサンアントニオ・スパーズ対フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦にゲスト出演した並里成(滋賀レイクスターズ)。その後に行ったインタビューをお届けする。   ——ご自身が留学時代にチームメイトだったアイザイア・トーマスについてお聞かせください。 並里「当時の僕もですが、日本のポイントガードと言ったらゲームをコントロールしてパスを回すのが当たり前。しかし、『アメリカではパスだけではダメ!スコアしにいかないといけない。そうしないと認められない』とアイザアには言われました。練習でマッチアップしたときもお互いに得点を意識したディフェンスをしたり、すごく学びの多い経験でした。アイザイアは、オフコートはすごく優しいですね。いつもニコニコしていました」   ——今まで一番影響を受けた選手はだれですか? 並里「(栃木ブレックスの)田臥(勇太)さんかもしれないです。初めてプロに入って何もバスケットボールを知らない自分に、背中で教えてもらいました。2年間一緒にやって、プロとしてオンコート・オフコートをどうあるべきか見せてもらいました。それが今でも自分の中でベースになっています。パスに関してもすごい学びました」   ——B.LEAGUEについて、今シーズンここまで振り返ってみていかがですか? 並里「個人的には本調子ではないと思っています。コンディションを上げてパフォーマンスを向上させるのも一つの目標です。チームとしてもチャンピオンシップを目指しているのですが、段階を踏んでしっかりと自分たちの目標を一つずつ達成できるように頑張っていきたいです」   ——会場まで見に来てくれるファンの方に自分のどんなところ(プレー)を見てほしいですか? 並里「得点するところではなく、あえて身体を張る姿勢やディフェンスであったり、ボールを追いかける気迫を見てもらいたいです」   インタビュー情報提供/WOWOW http://www.wowow.co.jp/sports/nba/   (月刊バスケットボール)

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