月刊バスケットボール5月号

国内

2018.01.07

天皇杯&皇后杯を制したのは千葉&JX-ENEOS!!

天皇杯&皇后杯の最終日は、男女それぞれ決勝が行われ、男子は千葉、女子はJX-ENEOSが優勝を決めた。   先に行われたJX-ENEOSとデンソーとの女子決勝戦、幸先良くスタートを切ったのはデンソー。#8髙田の高確率のシュートなどで16-15と1Qを1点リードして終える。しかし、「(1Qは)点数がほしいためにインサイドを見る時間が長くなってしまっていた。2Qは#21大﨑から#23大沼に変えて、小さくはなるけれど動きのあるメンバーにしました」(佐藤ヘッドコーチ)というJX-ENEOSは、2Q以降、速い展開から加点。本来の動きを取り戻すと、その後は主導権を握ったまま、84-62で勝利した。   これでJX-ENEOSはチーム史上初となる5連覇を達成。なお、MVPには試合の要所でシュートを沈め、チーム最多19得点を挙げた宮澤がMVPに輝いた。   【女子ベストファイブ】 大﨑佑圭(JX-ENEOS) 渡嘉敷来夢(JX-ENEOS) 宮澤夕貴(JX-ENEOS)☆MVP 髙田真希(デンソー) 赤穂さくら(デンソー)  

皇后杯優勝JX-ENEOS   続いて行われた男子決勝は、序盤から一進一退の展開となり、前半は47-42と千葉が僅か5点リードで終える。しかし3Q、#34小野の連続3Pシュートなどで勢いに乗った千葉が一気にリード。対する三河は放つシュートがことごとく外れてしまい波に乗れない。結局、3Qを終えて76-54と千葉が三河を大きく引き離すと、4Qもリードを守り切り、最後は89-75で勝利し、2年連続で天皇杯を制した。   千葉は、大会直前にポインドガードの#2富樫が負傷。だが、「チームが一つになってオフェンスもディフェンスもやりきってくれました」と、大野ヘッドコーチが語るように、全員が役割を果たして優勝を勝ち取った。   なお、男子のMVPは決勝で20得点を挙げた#21エドワーズが獲得した。   【男子ベストファイブ】 西村文男(千葉) ギャビン・エドワーズ(千葉)★MVP 小野龍猛(千葉) ダニエル・オルトン(三河) 比江島 慎(三河)  

天皇杯優勝の千葉   (月刊バスケットボール)

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