月刊バスケットボール5月号

大学

2017.12.01

【インカレ女子2017】波乱の準々決勝を終えて4強が決定!

大学日本一を決める全日本大学選手権大会(インカレ)は、男子が閉幕してまもなく、11月28日から女子が開幕。大会4日目の本日12月1日は、カメイアリーナ仙台にて準々決勝の4試合が行われた。   3−21の入りから白鴎大が大逆転! 鹿屋体大も2試合連続の金星!!   第一試合から、前年覇者の白鷗大 vs. 西日本女王の愛知学泉大というハイレベルな注目カードとなったが、先に主導権を握ったのは愛知学泉大。攻撃的なディフェンスで相手のミスを誘い、オフェンスでは㉑谷口を起点に快調に得点を重ねる。リバウンドも掌握して、1Qには一時21−3と大量リードを奪った。一方、白鷗大も黙ってはいない。ディフェンスを立て直して追い上げ、前半を終えて11点差に。   勝負どころとなったのが3Q。足が動くようになった白鷗大は、ディフェンスとリバウンドの徹底によってこのQの失点を僅か6点に抑える。その間に⑳ソファナ、④星の連続バスケットカウント、⑱軸丸の3Pシュートと、たたみ掛けるように得点を挙げて逆転し、8点リードで入った4Qもリードを守り切って大きな一勝を挙げた。   また第二試合では、前日の3回戦で関西1位の大阪人間科学大を破り勢いに乗る鹿屋体大(九州2位)が、関東4位の専修大を69−64で撃破。2005年に準優勝したとき以来のベスト4進出となり、うれし涙を流した。専修大は大黒柱の㉗小笠原の欠場も手痛く、全員が思い切り攻めてくる鹿屋体大を止められなかった。   拓殖大が早稲田大を下して壁を破る 東京医療保健大は盤石の形で4強へ   第3試合は、優勝候補の一角・早稲田大(関東2位)と、拓殖大(関東5位)の対戦。するとアップテンポなバスケットを仕掛けた拓殖大が、前半を終えて9点リードする展開に。早稲田大は4Qに追い上げて一時6点差まで迫ったがそれ以上は詰められず。㉛大橋の速攻や㉟水野のバスケットカウントで流れを引き戻した拓殖大が、75−67で振り切った。   そして第4試合、ベスト4最後の椅子は、東京医療保健大(関東1位)と大阪体大(関西2位)で争われた。昨年のインカレ2回戦と同カードになったが、またしても東京医療保健大が高さ・速さで圧倒。大阪体大はリベンジを果たすことはできなかった。   準決勝は鹿屋体大×拓殖大、東京医療保健大×白鷗大のカードで行われる。インカレ女子の詳しい様子は、12月25日発売の『月刊バスケットボール2月号』でレポート!  

  (月刊バスケットボール)

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