
★野尻愛架
(ガウチョーズバスケットボールアカデミー#5/165㎝/埼玉栄中)
◎得点源とPGの両方をこなす
オールラウンドプレーヤー
昨年に引き続き、連覇を狙うガウチョーズ。野尻は165㎝ながらPGをこなすオールラウンダー。柔らかいシュートタッチと広いコートビジョンが持ち味だ。ゲームで#8高橋(こ)がガードでスタートしたときは、チームの得点源としてアウトサイド、インサイド問わずにシュートを決めてくる。また、「全体的にサイズアップしたい場合はPGで起用」(目コーチ)されることもあるプレーヤーで、野尻が当然チーム浮沈のカギを握ることは間違いない。
「予選リーグ2試合を戦って、今日は個人的には良くありませんでしたが、チームとしては全員が“つながって”ディフェンスできたことは良かったと思います。
ディフェンスされても最後までシュートを決め切って、チームの流れを変えられるようなプレーがしたいです。ディフェンスに寄られても何人も抜いてシュートを決めるのは気持ち良いです。全国ではアウトサイドのシュートが大事になってくるので、3Pシュートはかなり練習してきました。
2試合の中で少しだけPGをやる時間帯はありましたが、コート全体を見ようと心掛けています。PGとしてもしっかりプレーしていきたいと思っています。
目標とするプレーヤーは、吉田亜沙美選手(JX-ENEOS)です。ビデオを見るなどして、プレーをまねして練習していますが、試合ではなかなか…。
優勝というのは大きい目標ですが、今までの厳しい練習を乗り越えてきたので、優勝して『やってきて良かったな』と思えるように、しっかりプレーしていきたいと思います」
と、試合後の野尻。
決勝トーナメントでの活躍にも期待したい。
(月刊バスケットボール)