月刊バスケットボール5月号

第2回JBA全国バスケットボールコーチクリニックに延べ約500名が参加

写真=日本バスケットボール協会   JBAは平成29年度第2回全国バスケットボールコーチクリニックを12月16~17日、東洋大総合スポーツセンターほかで実施。2日間で延べ約500名の参加する規模の大きな研修となった。   第2回はアメリカU16&17ヘッドコーチなども務めるドン・ショウアルター氏が2日間にわたって指導。ハーフコートオフェンスやディフェンスをはじめ、同氏が得意とする“ボールスクリーン コンティニュイティー オフェンス”やトランジションディフェンスなど、個人スキルからチーム練習までを網羅した内容だった。同氏は育成年代のコーチング経験が豊富なことから、育成年代に必要な技術・戦術の内容、コーチングフィロソフィーを紹介した。   練習内容は目新しいものではなかったが、最近のバスケットボール事情に合わせた部分をクローズアップすることで、ポイントがより明確になり、すぐに実践できることも多かったに違いない。   「毎日練習する必要なものは、“フットワーク”“パッシング&キャッチング”“シューティング”の3つ」と、ショウアルター氏。また、練習は1つスキルだけでなく、複合的な“マルチスキル”を練習すべきだと、いくつかのスキルを同時に行う練習を紹介。さらに、コーチとしての心構えなど、同氏の豊富な経験も踏まえて話をした。   このJBAコーチクリニックは、JBAコーチライセンス取得者のリフレッシュ研修と、日本体育協会公認スポーツ指導者資格更新のための義務研修の1つとなっている。   (月刊バスケットボール)

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