【記者の目】12/27ウインターカップ2015〜お手本にしたいプレイヤーたち〜
一方の岐阜女は#4村瀬。準決勝ではチーム最多の27点を奪っており、遠藤同様にしっかりとしたボールミートから柔らかいジャンプシュートを放つ選手だ。だが、それだけではなく、シューターの#5伊藤に3Pシュートを打たせるためのスクリーンの掛け方も絶妙で、今日の準決勝でも幾度となく、伊藤にフリーのシュートを打たせていた。
今年はともにキャプテンを担う2人。この1年間は、気持ちのこもったプレイでチームをけん引してきた。明日は泣いても笑っても最後の勝負。 桜花にとっては、女子では初となる9冠獲得、また指揮を執る井上眞一コーチの全国大会優勝60回目という記録の掛かった大会で負ける訳にはいかない。 もちろん、岐阜女にとっては初優勝が掛かる大事な一戦。3度目の正直となるか。いずれにせよ、インターハイ、国体同様に緊迫した試合展開が予想される。 (月刊バスケットボール編集部)