技術&戦術

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2021/06/22

【インタビュー】近藤 義行氏(元市船橋高男子監督)が語る 「U15までに身に付けてほしいスキル」とは?②

【スペシャルインタビュー②】

 

 市船橋高男子監督をはじめ、高校男女やアンダーカテゴリー日本代表チームリーダーなどで長年指導してきた近藤義行氏(現在は市船橋高教頭)に、「U15(中学)までに身に付けてほしいスキル」「U18(高校)プレーヤーへのアプローチ」など、指導現場で感じた“必要なスキル”やそれに対するコーチングスキルを聞いてみた。

 

「全てボールを使った練習をしてもらいたい」と近藤氏は言う

 

*近藤義行氏インタビュー②

【オフェンスの点数の取り方など、“シュートが好き”という方向に持っていってもらいたい】

 

――コーチの抱く“違和感”という話がありました。選手も自分のプレーで何ができて、何ができないかを知る必要がありますね。

「コーチは選手が潜在的に持っている能力や長所を出せていない場合、それを引き出す役目があると思っています。また、苦手なことを克服するためのアドバイスやメニューを与える必要があります。この両方を見なければなりません」

 

――学校の部活動では、選手数も少なくありません。

「コーチは、選手が40人いれば40通りの方法を持つことが理想です。これが1つの方法に型をはめていこうとすると、はまらない選手も出てきます。当然、チームルールをティーチングして練習していく時間も必要です。そのため、ミニバスからU15(中学)までは選手それぞれにピンポイントで指導できる一番大切だと思います」

 

――その中で、当然多くのスキルを身に付けていかなければなりません。近藤先生が考える“最も優先したいスキル”とは何ですか?

「U15までに、理想としてはディフェンスの楽しさを教えてほしいのですが…競技歴の浅い選手にフットワークばかりさせても、楽しくなくなってしまいます。1時間練習するのであれば、全てボールを使った練習をしてもらいたいものです。

 バスケットボールは究極、ディフェンスが大事なのですが、点を取り合うスポーツです。点を取る楽しさを選手に教えてほしいですね」

 

――まずは、シュートということですね。

「シュートするのが楽しい、試合でたくさんシュートしたい、いろいろなシュートを覚えたいというような欲が出るようになっていることが重要ではないでしょうか。そして、高校に入って体が整いはじめ、筋力もアップしてくれば、さまざまなことができるようになると思います」

 

――理想としてはオフェンス、ディフェンスの楽しさを教えてほしいと…。

「ディフェンスの必要性や重要性、楽しさまでを感じ取ってもらいたいのですが、仮に間に合わなかったとしてもオフェンスの点数の取り方など、“シュートが好き”という方向に持っていってもらいたいですね。U15では練習時間も短いでしょうし、3年間をフルに使うこともできないでしょうから」

 

――シュートに関連して、コーチが選手に教えてほしいことはほかにありますか?

「自分だけがボールを持っているわけではありません。チームメイトからボールをもらう必要があります。だからこそ、『良いパスをもらえたお陰で、良いシュートができた』や『自分が外したシュートのリバウンド取ってくれたから臆せずシュートできた』というような繋がりを感じてほしいですね。そうすれば、次に良いパスを出そうとか、リバウンドに飛び込んできようなどといったことに発展していけば、選手として良い方向に行くと思います」

※③へ続く

 

『近藤 義行氏のU15(中学)までに身に付けてほしいスキル、U18(高校)プレーヤーへのアプローチ』

 

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(月刊バスケットボール)

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