月刊バスケットボール6月号

オンライン月バスカップU-15の王者、四日市メリノール学院中(三重)に潜入!

 11月25日発売の最新号、『月刊バスケットボール2021年1月号』では「オンライン月バスカップ」の優勝校訪問第2弾を掲載している。

 

 訪問先はU-15部門で男女アベックにてチャンピオンに輝いた四日市メリノール学院中(三重県)だ。11月のジュニアウインターカップ予選でも共に三重県内の戦いを突破し、年明けの本戦出場を決めている。

 

 同校はその名のとおり、三重県四日市にある中高一貫校で、2018年にはバスケットボール専用の体育館が完成。オープニングゲームには各カテゴリーの名門校である桜花学園高と愛知学泉大を招くなど、注目を集めた。

 

 

 そんな四日市メリノール学院中を率いるのは男子・山崎修コーチ、女子・稲垣愛コーチだ。2人とも豊富な指導歴を持ち、多くの名選手を輩出してきた。

 

“世界一素敵なチーム”を目指す山崎コーチ。

「ただ優勝したというだけではなく、見ている人に勇気や元気を与えられたりできたら。世界中のすべてのカテゴリーのチームの中で一番素敵なチームになりたいなというのが目標です。一瞬だけ光り輝くのではなくて、せっかくバスケットをしているんだから。もちろん勝ちたいという部分についても徹底して頑張りますけど、勝手も負けてもその後に残るものの方が、僕らやっぱりバスケットだけではなくて彼らを素敵な人間に育てるのも一つの役目。でも、結果それがバスケットの向上につながるんですよ。才能があって天狗になって消えていった選手をたくさん見てきました。才能だけではなくて努力を重ねていった選手というのは長く光り輝けると思うんですよ」

 

 

“社会に出てかわいがられる選手”を育てることに重きを置く稲垣コーチ。

「社会に出てかわいがってもらえる人になりなさいって必ず言います。誰かからかわいがってもらえる子って誰かを助けられる子だと思うんです。バスケットってどこまでできるか分かりません。ましてやプロになれるのなんてほんの一握りで、ほとんどの子がそうはなれない。だから社会に出て可愛がってもらえる、誰かが手を差し伸べてくれるような子になりなさいって伝えるようにしています」

 

 

 今回はそんな両コーチの視点からチームを紹介すると共に、オンライン月バスカップの優勝秘話や学校紹介など、メリノールのあれこれを一挙紹介!

 

 この投稿の写真は本誌の未掲載のものも含まれるので、これを機にジュニアウインターカップでも注目の四日市メリノール学院中を知ろう!

 

「オンライン月バスカップU-15」の結果は以下をチェック!

https://www.basketball-zine.com/onlinegbcup-u15

 

(月刊バスケットボール)



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