月刊バスケットボール5月号

NBA

2021.03.24

ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)とヤニス・アデトクンボがNBA第13週の週間最優秀プレーヤーに

 NBAが第13週の週間最優秀プレーヤーを発表し、ウエスタンカンファレンスではニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が、イースタンカンファレンスではヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がそれぞれ受賞した。今回は3月15日から21日までの試合についての表彰。両者とも今シーズン3度目の受賞となる。
ヨキッチの1シーズン3度の受賞はナゲッツのプレーヤーとしては2006-07シーズンカーメロ・アンソニー以来初であり、この二人の他にはナゲッツでは成し遂げられていない。ヨキッチは通算でも9度目の受賞で、これはアンソニーの10度に次ぐフランチャイズ歴代2位の記録となる。
アデトクンボは今回が通算16度目の受賞。該当期間中にアベレージでトリプルダブルを記録し、チームを負けなしの3連勝に導いた。受賞時点での平均得点29.0はリーグ全体の4位、11.7リバウンドは同じく5位であり、6.4アシストは自身のキャリアハイという非常に生産的なシーズンを過ごしている。

 

ニコラ・ヨキッチ


平均26.8得点、FG成功率59.5%、3P成功率58.3%、12.3リバウンド、8.5アシスト、1.75スティール
3月15日 対インディアナ・ペイサーズ戦 〇121-106
32 得点、(FG 11/25、3P 2/4)、14 リバウンド、5 アシスト、4スティール、1ブロック
3月17日 対シャーロット・ホーネッツ戦 〇129-104
12 得点 (6/7 FG)、10 リバウンド, 10 アシスト
ナゲッツ 131, Bulls 127 (Mar. 19)
3月19日 対シカゴ・ブルズ戦 〇131-127
34 得点 (14/23 FG、3P 2/4)、15リバウンド、9アシスト、2スティール、1ブロック
3月21日 対ニューオリンズ・ペリカンズ戦 ×108-113
29 得点 (13/19 FG、3P 3/4)、10 リバウンド、10 アシスト、1スティール、1ブロック
※ナゲッツはこの間3勝1敗

 

ヤニス・アデトクンボ


平均29.7得点、FG 成功率57.6%、12.7リバウンド、10.0アシスト
3月15日 対ワシントン・ウィザーズ戦 〇133-122 31得点(FG12/19、FT6/6)、15リバウンド、10アシスト、3スティール、1ブロック
3月17日 対フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦 〇109-105 32得点(FG13/22)、15リバウンド、5アシスト
3月20日 対サンアントニオ・スパーズ戦 〇120-113 26得点(FG9/18、3P 2/5)、8リバウンド、15アシスト(キャリアハイ)
※バックスはこの間3勝0敗

 

文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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