月刊バスケットボール6月号

NBA

2021.02.04

2020-21NBAシーズン最初の月間最優秀プレーヤーはニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)とジョエル・エンビード(シクサーズ)

 NBAは2月2日(アメリカ現地時間)に、2020年12月から2021年1月にかけてのパフォーマンスをもとにした今シーズン最初の月間最優秀プレーヤーを発表した。ウエスタンカンファレンスでは、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)が、イースタンカンファレンスではジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が選出されている。2人は共にセンターを務めるビッグマンだが、これは2006年11月にヤオミン(ヒューストン・ロケッツ)と現在エンビードのチームメイトになっているドワイト・ハワード(当時はオーランド・マジックに所属)が同時に受賞して以来の出来事だという。
ヨキッチは自身初の受賞で、ナゲッツのプレーヤーとしては2009年11月のカーメロ・アンソニー(現ポートランド・トレイルブレイザーズ)以来の受賞となる。一方エンビードは2019年1月に続く自身2度目の受賞。シクサーズとしてはアレン・アイバーソン(4度)、チャールズ・バークリー(2度)、モーゼス・マローン(2度)、ジュリアス・アービング(3度)に次ぐ4人目の受賞とのことだ。
ヨキッチ、エンビードそれぞれの該当期間における主な成績は以下のとおりだ。

 

ニコラ・ヨキッチ
出場試合数: 20試合
主要成績: 平均35.8分出場、26.8得点、FG成功率57.4%、3P成功率38.4%、FT成功率83.6%、11.8リバウンド、8.6アシスト、1.8スティール、0.6ブロック
チーム成績: 12勝8敗(ウエスタンカンファレンス4位)
その他: 第5週・第6週に連続して週間最優秀プレーヤー賞受賞

 

ジョエル・エンビード
出場試合数: 16試合
主要成績: 平均31.7分出場、28.3得点、FG成功率54.4%、3P成功率40.4%、FT成功率84.0%、11.1リバウンド、2.8アシスト、1.2スティール、1.3ブロック
チーム成績: 15勝6敗(イースタンカンファレンス1位)
その他: 第5週週間最優秀プレーヤー賞受賞

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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