NBA

2019.07.04

NBAがレフェリーのコールに異議がある場合、来シーズン限定でコーチの『チャレンジ(判定の審議)』を1試合に一度だけ許可

 NBAがコーチの『チャレンジ(判定の審議)』を1試合に一度だけ認めるというルール変更を来シーズン(2019-20)だけに限定し、試験的に導入する。

 

 このルール変更は、7月9日(現地時間)の委員会によって決定される見込み。新ルールでコーチたちは、自チームのプレーヤーにコールされた“パーソナルファウル”“アウト・オブ・バウンス”“ゴールテンディング、もしくはバスケットボール・インターフェアランス”に関して異議がある場合は『チャレンジ』を要求できる。ただし、これら以外のコールに関して『チャレンジ」を要求することはできない。

 

 NBAは昨年のサマーリーグとGリーグで『コールチャレンジプログラム(判定の審議プログラム)』を取り入れており、それは今夏に3都市で開催されるサマーリーグ(ソルトレイクシティ、サクラメント、ラスベガス)でも採用される予定。

 

 NBAの『チャレンジ』はNFL(ナショナルフットボールリーグ=アメリカンフットボール)のものとは異なり、フラッグを投げてプレーを止めることや、判定が覆らなかった場合のペナルティもない。コーチは人差し指をレフェリーに向けてクルクルと回すことで、『チャレンジ』を申請することが可能。また、『チャレンジ』は該当するコールがされた直後に申請しなくてはならない。



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