月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2021.10.15

アイザイア・マーフィーが故障離脱、広島ドラゴンフライズに打撃

 Bリーグ2021-22シーズン開幕後、第2節までの4試合を3勝1敗とし、B1西地区3位に立っている広島ドラゴンフライズで、主力の一角であるアイザイア・マーフィーが故障離脱することが明らかになった。

 

 

 マーフィーはここまで4試合すべてにスターターとして出場し、6.0得点、4.8リバウンド、2.0アシスト、1.0スティール、フィールドゴール成功率40.0%、3P成功率36.4%というスタッツを残している。しかし10月10日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の第4Q半ばに肩を負傷し退場。その後15日にクラブがマーフィーの離脱を公表した。


診断の結果は右肩関節脱臼ならびに右肩関節前方関節唇損傷。復帰までのタイムテーブルは明らかになっておらず、医師・トレーナーとの協議により見通しを立てていくこととなる。広島単体のクラブとしてはもちろんのこと、日本代表での活躍も期待できるタレントであり、早期かつ万全の復帰を願うばかりだ。


広島は今シーズン、辻 直人、ニック・メイヨらをあらたに獲得し、9勝46敗に終わった昨シーズンとはちがった姿をみせている。士気を高めて臨み、良い流れにあっただけに、チームとしてはここでもちこたえられるかどうか、新任のカイル・ミリングHCの手腕も試される状況を迎えた。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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