月刊バスケットボール5月号

「絆」を再確認する男子代表強化合宿

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けていた代表活動が再始動した。予定されていた11月開催のFIBAアジアカップ2021予選は延期となったが、今年度初となる強化合宿を味の素ナショナルトレーニングセンターでスタートさせた。男子日本代表が招集されるのは、9か月ぶりとなるだけに、「もう一度それぞれがつながり、チームとして成長していくためにもいい合宿にしていきたい」とフリオ・ラマスHCは話す。

 

 

 日本代表はもちろん、他国の試合映像などを分析してきたというラマスHCは「オフェンスはさらにダイナミックに、ディフェンス面ではさらにアグレッシブに」と強化合宿でのテーマを語り、これまで積み重ねてきたベースとなる部分は変わらないものの、トランジションからの速攻やスペーシングの取り方、チームディフェンスのルールなど、攻防両面で細かな変化をチームにも求めているという。何より、改めて「チームの絆」を重視し、東京オリンピックに向けての強化を再開した。

 

(月刊バスケットボール)



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