月刊バスケットボール5月号

“ス―パースター漫画ヒストリー”ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)の生い立ちに迫る!

 11月25日発売の『月刊バスケットボール1月号』のス―パースター漫画ヒストリー”第6弾は、上最高の3Pシューターとも呼ばれる、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)の生い立ちに迫る。

 

 彼の父はホーネッツ、キャバリアーズなどで活躍したデル・カリー。ロールプレーヤーとして息の長いキャリアを送った父もまた、シューターだった。そんな元NBA選手を父に持つサラブレットは、背番号も父が着用していた「30」を受け継いでいる。

 

 今でこそ、リーグ最高のシューターとしての地位を確立したカリーだが、学生時代は無名に近い存在だった。さらに言えば、高校入学時点では3Pシュートなど、届きもしなかったという。父の指導などもあり、高校3年間で大きな成長を見せるも、カレッジ関係者からの評価はイマイチ。

 

 進学したデビッドソン大も、ディビジョン1の大学とはいえ、無名校に等しかった。NCAAトーナメントで一大センセーションを巻き起こし、NBAドラフトでは7位でウォリアーズに指名されたものの、それでもまだカリーの実力を疑問視する声はあった。

 

 

 そんなカリーはクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンら、生え抜きの選手と共に着実に実力を付け、スティーブ・カーHCを迎えた2015年に勢いそのままにリーグ制覇。ここからカリー自身、そしてウォリアーズの人気に火が付き、昨シーズンまでの王朝を築き上げたのだ。

 

 今季は主力の退団と自身を含むケガ人の続出でチームは苦しい状況。苦も楽も味わったスーパースター、ステフィン・カリーのキャリアをここで振り返ってみよう。

 

 (月刊バスケットボール)



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