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2022/09/30

NBAジャパンゲームズ2022で初来日!クラッチタイムの名手カイル・クーズマを東京で直撃!

 NBA Japan Games 2022 Presented by Rakuten & NISSANに出場のため来日したワシントン・ウィザーズの♯33カイル・クーズマ。クラッチタイムで抜群の勝負強さを発揮し、移籍2シーズン目でウィザーズをさらなる高みへと導く働きが期待されるクーズマに、ジャパンゲームズで本人着用にてお披露目となるプーマのシューズ「TRC BLAZE COURT TOKYO HARAJUKU」の発売を記念して、インタビューの機会を得た。

 

 

子どもの頃から、試合の一番ホットな場面で、その場に自分がいたいと思っていた

 

―――初めて訪れた日本の印象はいかがですか?

 

「日本はアジアの国々の中でもまだ訪れたことがなかったので、ずっと行きたいと思っていました。僕の大好きなファッション、食べ物に関しても、日本にはいろいろなものがあると聞いています。そして、多くのファンの皆さんの前でバスケットボールをプレーできることをうれしく思っています」

 

―――ジャパンゲームズでは日本のファンにどんなところを見てほしいですか?

 

「まず一番見てほしいのは、僕たちがチームとしてどんなことができるかということ。そして、新しく加入したメンバーのプレーですね。それに、前季チャンピオンのウォリアーズとの戦いぶりにぜひ注目してもらいたいですね」

 

―――今回のジャパンゲームズでも、クーズマ選手のクラッチタイムを楽しみにしています。なぜ、試合終盤の厳しい状況であれほどのビッグプレーができるのでしょうか?

 

「子どもの頃からの夢として、試合の一番ホットな場面で、その場に自分がいたいと思っていました。そして、勝敗を分ける場面で、自分が勝利を決めたいと思っていました」

 

―――理想の選手像、また目指しているゴールは?

 

「すでにNBAのチャンピオンシップは勝ち取ったので(2019-2020シーズン@レイカーズ)、直近の目標はオールスターに選出されることです。それが、この世界におけるトップの証だからです。そして、勝ち続けて、またチャンピオンシップを奪還すること、これも僕にとって大事な目標です」

 

―――NBAチャンピオンになることは、クーズマ選手にとってどんな意味がありますか? またチャンピオンになるために必要だと感じたのはどんなことですか?

 

「NBAのチャンピオンシップを勝ち取るということは、当然、誰もが成し遂げたいと思っていることで、そのためにチーム一丸となって戦っています。一度チャンピオンシップを勝ち取ると、『(勝つために)どんなことをしてきただろう』と振り返ることがあります。それが、これまで(努力してきたこと)のご褒美かなと思っています。もう一度それを勝ち取るためには、少しの運という要因も必要ですし、あとはやはりチームとして努力することが大事だと思います」

 

―――日本にはたくさんの中高生プレーヤーがいます。クーズマ選手の学生時代の経験も踏まえて、心や体のケアに関して、この年代で特に大切にしてほしいと思うことについてメッセージをお願いします。

 

「まず一番は、子どものうちは楽しむこと。子どもでいられる時期というのは一度しかないので、とにかくその時を楽しむこと。2つ目は、プレーすることを楽しんで、情熱を持つこと。そして当然ですが、一生懸命に努力すること。これは、『言うは易く行うは難し』ですね。メンタル面については、しっかり努力をしていると自信がつきます。すると、プレー時にも精神的に安定するようになるのです」

 

 

バスケットボールは、僕に幸せと喜びをもたらしてくれた

 

―――今回のスペシャルモデルのシューズ(プーマ TRC BLAZE COURT TOKYO HARAJUKU)を初めて見た時の印象はいかがでしたか?

 

「まず見た時には、『ワォ! 美しい!』と思いました。実は(デザインは異なるが)これと同じ種類のシューズを夏中、履いていたのですが、このレオパード(ヒョウ)柄やカラフルな部分など…僕は色をあしらったもの、個性的なものが好きなので、とても気に入っています」

 

―――プーマで気に入っているところ、今後期待したいこと、チャレンジしてみたいことなどありますか?

 

「子どもの頃からの夢で、ビッグブランドとコラボがしたいなと思っていました。そんな、子どもの頃からの夢が叶っているなと感じています」

 

―――プーマの契約選手には、クーズマ選手の他に、ラメロ・ボール選手(ホーネッツ)、マーカス・スマート選手(セルティックス)といった強い個性を持った選手が多い印象です。彼らプーマファミリーについてはどんな思いを抱いていますか?

 

「“プーマバスケットボールファミリー”は進化をしていて、ボール選手、スマート選手をはじめ、いろいろな選手が着用していますが、やはり個性的な人が(ファミリーとして)出てきているように思います。みんな個性的だからこそ、僕たちも、そしてプーマもクリエイティブなブランドとして展開していくことができているのではないかと思っています」

 

―――今NBAでは、例えば4Pシュートや、シーズン中のトーナメントの開催など、さまざまな改革の話が出ています。もしクーズマ選手が何か一つ変えることができるとしたら?

 

「4Pシュートでしょうか。なぜなら、ゲームにいろいろなふくらみが出てくると思うからです。シュートがない選手は遠くから4Pシュートを決めればいいし、シュートを持っている選手はドライブという選択ができます。また、ディフェンスがもう少ししっかり守れるようにした方がいいかなと思っています。今、NBAはどちらかと言えばオフェンス寄りになっているので、ディフェンスがきちんと守れるようにするといいのではと思います」

 

―――今、ウィザーズにはいろいろな国籍の選手がいて、NBA自体もさまざまな国籍の選手が増えてきていますが、このようなグローバルな展開についてどう思われますか?

 

「チームがどんどんグローバル化していくのはとてもいいことです。グローバル化によってバスケットボールというスポーツ自体が世界的にもっと人気が上がっていくのではないかと思いますし、NBAとしてはグローバルであることを誇りに思っています。世界中に門戸を開いて、我々のプレーを見ていただき、そして好きになっていただきたいと思っています」

 

―――クーズマ選手の人生はバスケットボールなしには考えられないと思います。なぜ、それほどまでにバスケットボールを愛しているのでしょう?

 

「なぜかと聞かれたら、本当にそれしか知らないから…。2歳の時からプレーしていますし、ただただ愛しています。バスケットボールは、僕に幸せと喜びをもたらしてくれます。人生においてはそういうこと(幸せや喜びを求めること)をするべきだと思っています。けれども、バスケットボールというスポーツはチャレンジングで、困難さもはらんでいます。そういったチャレンジは僕を奮い立たせてくれるし、その刺激が個人的には好きです。そして、どんないいことも、簡単には手に入らないということを教えてくれます」
(インタビュー:2022年9月29日実施)

 

 

 

 ひとつひとつの質問に真剣に向き合い、自らの考えを自らの言葉で返してくれたカイル・クーズマ。27歳という若さですでにNBAの頂点を知る彼が見せたインタビュー中の落ち着きは、クラッチタイムで発揮する熱量の高さとはあまりにも対照的で、それゆえに、この世界で生きる者としての計り知れない凄みを感じさせた。

 

 ジャパンゲームズで対するは、昨季王者のウォリアーズ。間もなく迎える新シーズンを占う序章として、クーズマのプレーをぜひ目に焼き付けておきたい。

 

カイル・クーズマ
Kyle Kuzma
ワシントン・ウィザーズ♯33
206cm・100kg/F/1995年7月24日生(27歳)
/17年1巡目27位指名/アメリカ出身/ユタ大

 

レイカーズ時代にはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスに次ぐ得点源として2020年の優勝に貢献。アウトサイドのシュート力をはじめ、両フォワードポジションをこなせる万能性が売り。奇抜なファッションにも注目。

 

協力〇プーマ ジャパン株式会社

取材〇村山純一(月刊バスケットボール)
写真〇山岡邦彦

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