2019年10月7日
【いきいき茨城ゆめ国体2019】少年男子レポート_10.6(準々決勝)
福岡、京都が100点ゲームで準決勝へ
地元茨城も躍進、宮城は逆転勝利
茨城県日立市で開催中の国体少年男子は、大会3日目となる10月6日、日立市池の川さくらアリーナで準々決勝を迎えた。
トーナメントの左側では、福岡が東京を103-63、京都が神奈川を105-74でそれぞれ下し、危なげなく準決勝に進出した。中でも第1シードの福岡は、アンダーカテゴリー代表を数多くそろえるタレント軍団。加えてこの準決勝では、200cmの高さを誇る#15キエキエトピー・アリ(福岡第一高)が29得点27リバウンドとゴール下で大暴れした。高い完成度を誇る福岡に対し、準決勝では#11米須玲音(東山高)のゲームコントロールが光る京都がどんなバスケットをするのか、山場の一戦になるだろう。
一方、トーナメント右側の山では土浦日本大高らのメンバーが主体の茨城が地元の大声援を受けて島根に98-54で快勝。フィジカルの強さが光るディフェンスやリバウンドで相手を圧倒し、主導権を握った。また、福岡同様にアンダーカテゴリー代表を数多く擁する宮城は、攻防でアグレッシブに攻めてくる千葉に対して前半32-41と苦しい展開に。だが、3Qでゾーンディフェンスが機能し、スティールからのブレイクで得点を量産して89-73と逆転勝利を収めた。勢いに乗る茨城と宮城による準決勝も、熱戦は必至だ。
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