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2021/02/06

ケビン・デュラント事件 - ネッツ対ラプターズで安全衛生プロトコルを巡る混乱が発生

 

「なぜ出られない?」憤まんやるかたないデュラント、スターター連続出場記録も途絶える

 

 渡邊雄太が自己最長となる8試合連続出場(10分間出場、1リバウンド、±が+2)を果たしたアメリカ現地2月5日のブルックリン・ネッツ対トロント・ラプターズ戦は、ラプターズが123-117で接戦に勝利を収めたことよりも、ケビン・デュラントのベンチスタートと途中退場が話題となった。その余波は試合終了後も続いている。
 経緯はこうだ。まずこの日、試合に向けた準備をしていたデュラントとネッツに、デュラントがこの日の午後に会っていた人物のうち一人のPCR検査結果が試合開始に間に合っていなかったことがリーグの安全衛生プロトコルに適合せず、デュラントのスターター出場ができないと告げられる。プロトコルに従いバークレイズ・センターの別室にとどまっていたデュラントは、第1Q残り4分17秒の時点から出場が許されコートに登場。以降19分間プレーする。
 ところがネッツが70-69とリードした第3Q残り9分6秒、タイムアウトでベンチに戻ったデュラントに、前述の人物がPCR検査で陽性だったこと、そのためデュラントはこの時点以降この試合に出られないことが伝えられたのだ。デュラントは即刻コートを離れ、以降ネッツは最大の得点源抜きでプレーし、僅差の勝負を落とすことになる。
 コートを去る際、悔しそうに水の入ったペットボトルを壁に投げつけたデュラントは、それからほどなく「Free me(解放してくれ)」とツイート。その後デュラントの出場可否判断についてのリーグ声明がソーシャルで拡散され、ファンからその判断経過に対する思いが投稿されるのを見ると、今度はリーグに向けて「カッコつけただけのPRメッセージじゃファンはごまかせないぞ」といった趣旨のメッセージを投稿した。
 デビュー以来続いていたスターター出場連続試合記録も866で途切れた。これは1970-71シーズンにNBAがスターターの記録をつけ始めて以来、デビューからの記録としては歴代4番目に長い記録だそうだ。
 ジェームス・ハーデンは混乱したチームの様子を、試合後の会見でこんなふうに表現した。「やる気満々でしたが、コーチが最初のプレーを説明するときになって、『あれ…ケビンは?』です。彼は出られないということで、『まぁしかたないか』と。で、試合が始まったらケビンが出られるようになって、『よし、いこうぜ』となりますよね。その後またケビンは出られなくなる。『わかった、で、オレたちどうなってんのよ?』という感じです。試合と一つ一つのプレーに集中しようと必死でした」


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