月刊バスケットボール6月号

NBA

2019.06.06

カワイ・レナード(ラプターズ)が今季のプレーオフポイントで直近3シーズンのデローザンを上回る!!

 日本時間5月31日に開幕したゴールデンステイト・ウォリアーズとトロント・ラプターズによるNBAファイナルは第2戦を終えた時点で、1勝1敗のタイとなり、舞台をオークランドのオラクル・アリーナに移すこととなった。

 

 日本時間5月31日に開幕したゴールデンステイト・ウォリアーズとトロント・ラプターズによるNBAファイナルは第2戦を終えた時点で、1勝1敗のタイとなり、舞台をオークランドのオラクル・アリーナに移すこととなった。

 

 第2戦ではアンドレ・イグダーラが終盤に沈めた値千金の3Pシュートでウォリアーズが勝利を収めたが、この試合でラプターズのエース、カワイ・レナードが密かにある記録を残していた。

 

 この試合で34得点を挙げたレナードは、今プレーオフでのトータルポイントが615に到達。これにより、昨シーズンまでラプターズに所属していたデマー・デローザン(現サンアントニオ・スパーズ)が2016年から18年の3年間で積み上げた605というプレーオフのトータルポイントを1シーズンで超えてしまったのだ。

 

〈2016年のオールスターでは共にメンバーに選出された)

 

 オールスターの常連であったデローザンの得点力は誰もが知るところで、クリス・ボッシュ(元ラプターズほか)が去った2010-11シーズンからの8シーズンはラプターズのエースとして活躍。プレーオフでは、その成績が若干尻すぼみになる傾向が強かったとはいえ、デローザンが3シーズン掛かった得点数を1シーズンで抜き去ったレナードの活躍には驚きの一言だ。

 

 レナードはレギュラーシーズン60試合に出場し、1試合平均26.6得点、7.3リバウンド、3.3アシストを記録。プレーオフに入るとさらにギアを上げ、ここまでの20試合で1試合平均30.9得点、9.1リバウンド、3.9アシストと数字を伸ばしている。

 

(月刊バスケットボール)



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