U15全国プレ大会が中止になったが、本来出場するはずだったプレーヤーの中で、将来性抜群の14歳がいる。無限NO LIMIT（群馬）の川島悠翔(ゆうと)だ。月刊バスケットボールがさまざまな思いを本人に直撃！

「全国大会で試合中にどうしてもダンクしてみたかったです！」

――以前、チーム取材を行ったときに１年生だった川島選手にインタビューしました（※月刊バスケットボール２０１９年１月号参照）。あれから１年、川島選手の中で変わったものはありますか？
「あのときは僕が１年生だったので、２年生や３年生の先輩たちがチームにいました。自分のことよりも『先輩のために』という感じでプレーしていましたが、１年が過ぎてチーム内での自分の立ち位置が変わったと思います。
もっとアウトサイドからプレーしたいので、シュートやドリブルをたくさん練習するようになったことが大きな変化です」

――具体的なスキルとしては、どのようなことに手応えを感じていますか？
「アウトサイドから仕掛けるドライブです。それが一番手応えを感じています」

――試合中はどのようなスタイルのオフェンスを心掛けていますか？
「まず相手を良く見て、僕よりも小さければインサイドでリバウンドを取ったり、インサイドアウトしたりします。同じように大きければ、アウトサイドからのドライブやシュートなどで得点を狙いにいくようにしています」