月刊バスケットボール8月号

Wリーグ

2020.05.30

JX-ENEOS 吉田亜沙美、藤岡麻菜美が退団

 JX-ENEOSサンフラワーズの#12吉田亜沙美と#1藤岡麻菜美の退団がチームより発表された。日本代表の司令塔としても活躍した吉田は昨シーズン終了後に引退を発表したが、東京オリンピックを目指すとして昨年9月に電撃復帰を果たしていた。今後については明らかにされていない。

 

 また、藤岡はJX-ENEOSでも、日本代表でも吉田の後継者と期待されていたポイントガードだったが、故障に悩まされ続けた。Wリーグでの4シーズンのうち、シーズンを通して活躍できたのは2シーズン。今シーズンもWリーグで1試合、皇后杯で1試合のみの出場にとどまっており、引退を表明、指導者を目指すとしている。

 

 それぞれチームの公式HPを通じてコメントを出している。

 

<吉田亜沙美>

「このたび、JX-ENEOSを退団することになりました。14年間と長い間、大変お世話になりました。ファンの皆さん、そして会社の方々にはたくさんのご声援とサポートをいただきました。どんなときも温かいお声掛けをいただき大変感謝しております。そして、皆さんとたくさんの経験が出来たことを幸せに思います。

本当にありがとうございました」

 

<藤岡麻菜美>

「今シーズンをもって現役生活を引退することになりました。JX-ENEOSでは4年間大変お世話になりました。ケガのため、4年間のうちバスケットボールが出来たのは約2年間でしたが、いろいろな面で凝縮された時間でした。

JX-ENEOS日本代表で経験してきたことはとても貴重で、誇れる財産です。

これからは指導者としてバスケットボールと関わり貢献していきたいと思っています。

チームは離れますが、これからはファンとして応援してまいります。

今まで本当にありがとうございました」

 

(月刊バスケットボール)



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