高校生

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2021/11/25

【第8回3x3 U18日本選手権プレビュー】3x3日本一を目指す高校生。久喜高&SIMONの取り組み vol.2 presented by 日本郵政【気持ちを届ける、想いを託す】

 

3x3のU18カテゴリーの強豪、KUKI GYMRATS(埼玉)とSIMON(神奈川)の練習を訪ね、強さの秘密に迫った。両チームともに、高みを目指してさまざまな活動を行っている。そこには選手の育成と強化、そして3x3の発展につながる多くのヒントが詰まっていた。

 

『vol.1/3x3日本一を目指す高校生。久喜高の取り組み』から読む

 

SIMON

東京と神奈川の2都県を制した“少数精鋭部隊”

 

 18歳以下の3x3日本一を決める『3x3 U18日本選手権』。その出場権を懸けた『3x3 U18東日本エリア大会』の切符を手にしたのがSIMONというクラブだ。同クラブは神奈川県内の選手で構成されているチームで、今大会では神奈川県と東京都の予選にそれぞれ別チームで出場しともに予選を突破した。

 

三浦隆義コーチ

 

 3x3のプロクラブであるSIMON.EXEのアンダーカテゴリーの強化として発足され今年で5年目。U18のほかにもU15とU12カテゴリーがあるそうで、指揮を執る三浦隆義コーチの「U15から上がってきた選手のピックアップを最優先にしながら、そこに神奈川県を代表するような選手たちを推薦という形で組み込んでいます。その選手たちは僕自身が実際にプレーを見て3x3のスタイルにアジャストできると確信して声をかけたメンバーです」という方針のもと、メンバーは大会に出場する4人きっかり(東京チームと神奈川チームの計8人)。まさに“少数精鋭部隊”だ。

 

 

 メンバーにはウインターカップの県予選を勝ち上がった桐光学園をはじめ、法政大二、湘南工科大附、アレセイア湘南などの県内の名だたる高校から選手が集まっており、その中には夏で引退となった高校3年生も。「惜しくも目標とするステージまで到達できなかった選手の中にもすばらしい選手がたくさんいます。そういう選手を3x3という競技の中で、少しでも違った形で輝かせてあげたい」(三浦コーチ)という思いから、部活動を引退しプレーする場を求めている選手の受け皿となる役割も果たしている。

 

 

 プレー面では「5人制でいうところのラン&ガンのような、引っかき回すくらいコート内を走り回って、相手のディフェンスが寄ればしっかりと外にキックアウトして効率の良いオープンショットを打っていく」という理論に基づいた効率重視のバスケットを展開。また、試合展開の良し悪しにかかわらず常に選手をローテーションし、フレッシュな状態で試合に臨めるように指導しているそうだ。

 

 

 まだまだ競技環境には整備が必要だが、それも徐々に整っていくはず。SIMONとしては選手育成の観点から3x3の裾野をさらに広げていく一端を担っていく。本稿の執筆時点では東日本エリア大会の結果は分からないが、上位5クラブに全国への切符が与えられる同大会で、SIMONの2チームがその切符をつかむ可能性は大いにある。彼らの今後の戦いぶりに期待したい。

※11月21日(日)に行われた東日本エリア大会でSIMONの2チームは全国大会の出場権を獲得しました

 

東京都代表チーム

神奈川県代表チーム

 

Player's Voice

オドゲレル トルガ(神奈川県代表チーム/桐光学園高/3年)

 

「SIMONに入ったきっかけは、桐光学園の先輩たちがここでプレーしていて、自分もやってみたいと思っていたところで三浦コーチから声をかけてもらったことです。髙橋(正幸)先生からも許可をもらって、部活動と両立しています。僕はドライブなどの個人技が得意でフィジカル面にも自信があるので、3x3の試合展開は自分のスタイルにも合っていると感じています。高校の練習を途中で抜けることもあるのですが、チームメイトも応援してくれているので、そこには感謝したいです。ウインターカップも近いので両立が難しい部分ではありますが、日本選手権への切符もしっかりとつかんで両方に出たいと考えています。高校を卒業した後も5人制は続けていくのですが、3x3でも自分の可能性を広げたいと思っているので、いろいろな舞台に挑戦していきたいです」

 

飯田 大翔(いいた ひろと/東京都代表チーム/アレセイア湘南高/3年)

 

「SIMONがアレセイア湘南に練習に来たことがあって、そこで三浦コーチから声をかけてもらいました。実際にプレーして感じるのは5人制よりも圧倒的に運動量が豊富だということ。試合展開が5人制よりも速くて攻防の切り替えも大切になってくるので、体力的にはしんどいです。それにタイムアウトを取るタイミングや流れが悪いときにどうするのかといった難しさもありますが、21点目を取ったときの楽しさは格別です。東京都予選に出場したチームでは僕がまとめ役を任されているので、コミュニケーション能力などは成長した部分だと感じています。今年はSIMONの最高成績である全国ベスト4の記録を更新したいと思っています。高校卒業後も5人制は続けていくので、3x3とも両立しながら、いずれは『3x3 JAPAN TOUR』などにも出てみたいです!」

 

『vol.1/3x3日本一を目指す高校生。久喜高の取り組み』を読む

 

【第8回3x3 U18日本選手権大会】

期日:2021年12月18日(土)、19日(日)

会場:新宿住友ビル三角広場

競技方法:16チームによる決勝トーナメント

協賛:日本郵政株式会社 ほか

https://3x3japanchampionships-u18-2021.japanbasketball.jp/

 

(月刊バスケットボール)

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