3×3日本代表

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2021/03/27

【3x3日本代表候補選手インタビュー】気持ちを届ける、想いを託す/篠崎 澪(富士通レッドウェーブ)Vol.1 presented by 日本郵政

 

1年の延期を受けた東京オリンピック。今夏の開催に向けて各競技の日程も発表され、いよいよ再始動する。その中で注目競技の一つが3人制バスケット、 3x3だ。今回はWリーグとの両立でオリンピックを目指す篠崎澪選手に3x3の魅力や母国開催のオリンピックに懸ける思いを聞いた。

 

ーー篠崎選手はWリーグとの二足のわらじで3x3をプレーしていますが、始めたきっかけは何でしたか?

 

 一昨年の春に日本代表候補に選出していただいたことがきっかけです。それまでは3x3の経験はありませんでしたが「せっかく呼んでもらったのであれば、やれるところまでやってみよう」と思って始めました。競技を続ける中で国際大会なども経験させていただいて、5人制とは違うストリートバスケのような雰囲気、観客との距離感や速い展開のバスケットが自分のプレースタイルにも合っていると感じました。

 

ーー3x3を始めてから5人制以上に自分の持ち味を出せていると感じるところはどこですか?

 

 私はもともとドライブが持ち味なので1対1を仕掛けていくことが多いです。そういった自分の持ち味を生かせるスタイルは3x3に合っているなと思います。また、5人制でもやっているような合わせプレーに関しても3x3ではフロアの人数が少なくてヘルプが寄りづらい分、生きている印象があります。そういった部分では個でもチームでも生かせる部分が大きいのではないかと思います。

 

 

 

ーー3x3をプレーするにあたって、5人制以上に重点的に取り組んでいることはありますか?

 

 これは日本のチームとしての話になってしまいますが、点を取ってディフェンスに切り替わったときに相手がオフェンスに入るまでの時間をいかに稼ぐか、つまり2Pラインの外にボールを出させるまでにどれだけ時間を割かせるかを重要視しています。具体的にはシュートを決めてからのハードなディフェンスのやり方や、トランジションを速くすることにフォーカスしています。オフェンス面では日本はサイズがない分、外のシュートが重要になってくるので2Pシュートの強化は意識的に取り組んでいます。

 

 個人として、私がメインにしていきたいのはドライブ、つまり1点を取ることです。しかし、それだけでは世界と戦っていけないので、2Pの確率アップにも取り組んでいますね。私自身シューターではないので。とはいっても、外一辺倒になることはありません。ドライブをするからヘルプが来て、そこから外のシューターに合わせるプレーが生まれるし、そうしたプレーをしていく必要があるので、チームと個人のバランスを見ながら2つをこなしています。

 

ーーチームとして重要視しているというディフェンスの話ですが、切り替えが遅れればすぐにカウンターで得点を許してしまいます。そういった面も含めて3x3での5人制とのディフェンスの差はどんなところでしょうか?

 

 プレッシャーのかけ方が違います。今はルール変更によって以前よりもコールが厳しくなりましたが、5人制であればファウルを取られるくらいにハードにディフェンスして、いかにペイントに入らせないように相手を押し出すかなど、強度は違いましたね。ひとチームの人数も少ないので、国際大会になると私も大きな選手にマッチアップしなければならないことも増えてきます。それは逆に5人制に戻ったときには試合で生きていることで、ミスマッチでポストアップされたときの体の使い方などは身に付いたと感じています。

 

 

 

ーー3x3と5人制では屋外コートでプレーすることや人数、ボールの重さなどのさまざまなルールの差があります。どの部分で慣れるのに苦労しましたか?

 

 ボールの重さや先ほど話したファウルの判定もそうです。それにフロアもスポーツコートで、同じスポーツコートでも会場によって感覚が異なります。そういう面も含めていろいろな面で苦労しました。一つ覚えているのが、ある国際大会の屋外コートで試合をしたのですが、日差しが眩しくてリングが見えないことがありました。そういうときに3x3と5人制の違いを痛感しましたし、私が競技を始める前に世界大会を戦った選手は、練習場が斜めになっていてボールを置いたら転がってくるという話をしていました(笑)。そういった厳しい環境も海外ではあるんだなと思いましたね。

 

ーー現在所属する富士通には5人制と3x3に、それぞれ代表候補選手が複数在籍しています。そういった環境で日々練習することは篠崎選手にとってもモチベーションになるのではありませんか?

 

 そうですね。オリンピックも近いですし、5人制の代表候補である町田(瑠唯)とは彼女が入団したときからずっと一緒にプレーしているので「一緒にオリンピック行きたいね」という意識でいます。直接、口に出すことはないですが、その意識は持っていますし日本代表候補がこれだけたくさんいるので、みんなでレッドウェーブというチームを引っ張っていこうという意識を持って日々練習しています。

 

ーー3x3には21点先取のノックアウトシステムがあります。ターゲットスコアがあるというのは篠崎選手としてはやりやすいですか?

 

 状況によって心境は異なりますね。勝っているときはこのまま早く試合を終わらせたいというプラスの気持ちでいますが、負けているときは「あと何点取られたら終わってしまう」というプレッシャーになったりもします。難しいですが、私はその両方を感じていますね。ただ、スコアの上限があることでより頭を使ったプレーをすることが多いと思います。

 

【Vol.2につづく】

【小松昌弘選手 Vol.1を読む】

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篠崎 澪 Mio Shinozaki

富士通 レッドウェーブ#11/167cm/GF/1991年9月12日(29歳)/金沢総合高→松蔭大
爆発的な得点力と高いディフェンス力で富士通の中心選手として活躍。2019年からは3x3にも活躍の場を広げ、ベテランとして若手をリードする存在でもある。5人制での日本代表経験も豊富。

 

 

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