技術&戦術

2019.07.10

【動画あり/短期連載】田中力が所属するIMGアカデミーのコーチにインタビュー②(ブライアン・ナッシュ氏)

 6月上旬、足利市(栃木)を皮切りに全国でIMGアカデミークリニックが開催され、アンダーカテゴリーのプレーヤーたちに本場の練習を指導した。IMGアカデミーはアメリカ・フロリダ州に本拠地を置くアカデミーで、有名なのはテニスの錦織圭が出身。バスケットボールでは田中力が日々切磋琢磨している。

 

 月バス.COMでは、来日したIMGアカデミーのブライアン・ナッシュコーチにインタビューし、IMGアカデミーのことやほかとの違い、アンダーカテゴリーの指導についてインタビューした(全3回)。

 

 

――アンダーカテゴリーのプレーヤーで一番必要なことは何だと思いますか?
「パス、ドリブル、シュートの練習をコンスタントにやることです。それらの基礎的なことを反復することがとても大切です。恐らく、プレーヤーはときどき退屈だと思うかもしれませんが、反復することで技術をマスターし、高い技術を持ったプレーヤーに成長することができます。その高い技術を持ったプレーヤーを私たちは必要としています。
両方(左右)の手でボールを扱えることやシュートのファンダメンタルができていることなど、レベルが高い試合の中でシュートを放つことができなければ、強い大学やプロでプレーすることはできないでしょう。ファンダメンタルをマスターすること、それが一番大切だと思います」

 

――男子、女子のプレーヤーで教えることに違いはありますか?
「男子ゲーム、女子ゲームとルールの違いなどはありますが、練習メニューやスケジュールに大きな違いはありません。私たちは、10か月のトレーニングプログラムでプレーヤーを高いレベルでプレーできるよう指導し、大学でプレーすることを目標に準備を行っています。私たちの環境は大学を意識した環境です」



PICK UP