月刊バスケットボール5月号

北海道教育大学とレバンガ北海道が相互協力協定を締結

 レバンガ北海道が北海道教育大学と相互協力協定を締結することになり、2月1日に調印式が行われた。

 

2月1日の調印式での国立学校法人北海道教育大学の蛇穴治夫学長(左)と株式会社レバンガ北海道の折茂武彦代表取締役社長(右)

 

 今回の協定締結には以下のとおり5つのポイントがある。

 

1)スポーツ文化・学術の振興・創造に関すること
2)スポーツ教育に関すること
3)地域づくりおよび地域発展に関すること
4)人的資源・施設の相互利用に関すること
5)人材育成に関すること


今後は北海道教育大学で推進する子どもたちの体力、運動能力開発のための研究や、スポーツ指導者養成に資する研究を、レバンガ北海道と共同でより実践的な研究に展開させていく。またスポーツ教育の観点から在学生向けにレバンガ北海道でのインターンシップの機会を設け、プロスポーツ企業の経営・運営に関する貴重な研修機会を提供する。

 


道内各地で子どもたちを対象としたスポーツイベントを共同開催するなど、それぞれの強みを生かしたスポーツ活動やスポーツ教室も展開する。地域振興を促進し、人々を元気にする活動だ。


両者は大学の授業へのプロアスリートの派遣や試合運営補助などでの学生派遣など、人的資源・施設の相互利用と交流の活発化にも取り組む。さらには北海道教育大学のスポーツ系教育プログラムをレバンガ北海道のプレーヤーやスタッフに提供し、基礎知識や基礎資格の取得などを支援することでスポーツ指導者育成にも貢献する考えだ。

 

 

 

☆国立学校法人北海道教育大学、蛇穴治夫学長のコメント

 本学と株式会社レバンガ北海道様との相互協力協定の締結にあたり、一言、御挨拶を申し上げます。
株式会社レバンガ北海道様におかれましては、プロバスケットボールの試合による北海道の活性化や、全道各地におけるバスケットボールアカデミーを通した子どもの体力・健康づくりに取り組まれておりますことに、敬意を表する次第であります。
本学との関係につきましては、これまで、岩見沢校との間で、北海道の子供の体力・運動能力向上に係る連携事業を実施してきました。
また、令和2年度は、レバンガ北海道様のU18トライアウトの体力・運動能力測定に本学の研究チームが協力するなど、更に連携を深めてきました。
この経過を踏まえ、このたび、相互協力協定を締結する運びとなりましたことに対し、深く感謝を申し上げます。
今回、締結する協定には、「スポーツ文化・学術の振興・創造に関すること」、「スポーツ教育に関すること」、「地域づくり及び地域発展に関すること」、「人的資源・施設の相互利用に関すること」、「人材養成に関すること」の5つの協力事項があります。
協力事項は、いずれも、北海道のスポーツ振興や地域創生、子どもの体力向上に繋がる内容となります。
スポーツの意義とは、子どもの心身の成長に関わる大事なものと思っております。
自分自身もスポーツを通して、限界を超えて頑張る気持ち芽生えたと思っておりますし、一生懸命頑張るという気持ちが育ったと思っております。
辛いことだけではなく、達成感、爽快感、連帯感といったスポーツを通じた楽しさを味わってきました。
そして、シニア世代の健康維持に関してもスポーツは重要と感じています。
これから独りになる可能性があったとしても、地域での一体感やスポーツをすることで一人ではないという意識が生きる活力になる面もございます。スポーツは地域貢献に重要な役割があると思っています。
大学はこういった点を研究するだけではなく、事業を進めることで実際に役立つものと示すことにつながっていくと考えております。
結びに、本日締結しました協定がお互いの発展に資するものとなるよう取り組んでまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

北海道教育大学 公式サイト


☆株式会社レバンガ北海道、折茂武彦代表取締役社長のコメント

 このたび、レバンガ北海道は北海道教育大学様と相互協力協定を締結することを大変嬉しく思います。
私たちは「街にバスケットゴールがあふれる社会を創り、スポーツにふれあう⼈々を増やし、健康、感動に寄与する。」を掲げており、全道各地にバスケットボールを親しめる環境を創り、多くのバスケットボールファミリーを増やすことと同時に、スポーツが人々の生活に活力を与え魅力となる街づくりに寄与していきたいと考えております。
このビジョンと想いに北海道教育大学様は大変共感してくださり本協定の締結に至りました。
今後は私たちが事業として行っているバスケットボールアカデミーの実施や子どもたちの運動に関する共同研究を相互協力のもと取り組むことで北海道のスポーツ振興に大きく携われることを楽しみにしております。
さらには、インターンシップや興行時のボランティアなど、学生との交流も積極的に行っていきたいと考えています。クラブ組織や興行運営の流れなど、様々なコンテンツに関わり知識を得てもらうことで、北海道のスポーツに関わる人材育成にも努めてまいります。
北海道教育大学様は様々な地域に拠点を持っていることから、この連携が魅力のある素晴らしいものとなり、北海道に根付いた活動を共に創り続けていきたいと思います。
結びに、本日締結しました協定がお互いの発展に資するものとなるよう、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

☆レバンガ北海道
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(月刊バスケットボール)

 



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