男子バスケオリンピック予選、各地でグループ戦が終了
東京オリンピック男子バスケットボール競技で最後に残された4枚の出場権を争う最終予選が、ベオグラード（セルビア）、カウナス（リトアニア）、スプリット（クロアチア）ビクトリア（カナダ）の4都市で開催されている。日本時間7月1日深夜から7月2日午後にかけては、それぞれの都市でグループ戦最終日の試合が行われ、決勝トーナメントに進出する4チーム（4都市合計で16チーム）が出そろった。
アジア勢で出場していた中国、韓国、フィリピンはいずれもグループ戦敗退。各都市のグループ戦最終日の試合結果と各グループの最終順位は以下のとおりとなっている。
☆ベオグラード大会
出場チーム： グループA=ドミニカ共和国、フィリピン、セルビア／グループB=イタリア、プエルトリコ
※セネガルが新型コロナウイルス感染拡大の影響により出場を辞退
※フィリピンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により将来的運営計画を見直したニュージーランドの出場辞退による繰り上げ出場
グループA ドミニカ共和国（1勝1敗）94-67フィリピン（2敗）
フィリピン 67（22 19 10 16）
ドミニカ共和国 94（23 16 26 29）
トップパフォーマー
フィリピン 得点： Jordan Timothy Heading（16）／リバウンド： Kakou Ange Franck Williams Kouame（6）／アシスト： Samjoseph Belangel（10）
ドミニカ共和国 得点： Victor Liz（20）／リバウンド： Jhonatan Araujo（7）／アシスト： Michael Torres Cuevas（6）
Victor Liz（©FIBA.Basketball.OQT.Belgrade）
グループA最終順位
1位 セルビア（2勝）
2位 ドミニカ共和国（1勝1敗）
3位 フィリピン（2敗）
※セルビア、ドミニカ共和国は決勝トーナメント進出
グループB イタリア（1勝）90-83プエルトリコ（1敗）
イタリア 90（18 19 27 26）
プエルトリコ 83（24 20 14 25）
トップパフォーマー
イタリア 得点： Nicolo Mannion、Simone Fontecchio（21）／リバウンド： Achille Polonara（11）／アシスト： Simone Fontecchio（6）
プエルトリコ 得点： Gian Clavell（24）／リバウンド： Gary Browne（9）／アシスト： Gary Browne（16）
Nicolo Mannion（©FIBA.Basketball.OQT.Belgrade）
グループB最終順位
1位 イタリア（1勝）
2位 プエルトリコ（1敗）
※セネガルの出場辞退によりイタリア、プエルトリコの決勝トーナメント進出は確定済
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☆カウナス大会
出場チーム： グループA=韓国、リトアニア、ベネズエラ／グループB=アンゴラ、ポーランド、スロベニア
グループA リトアニア（2勝）96-57韓国（2敗）
韓国 57（16 18 09 14）
リトアニア 96（28 21 27 20）
トップパフォーマー
韓国 得点： Guna RA（26）／リバウンド： Guna RA（8）／アシスト： Hyunjung Lee、Daesung Lee（4）
リトアニア 得点： Jonas Valanciunas（15）／リバウンド： Jonas Valanciunas（13）／アシスト： Mantas Kalnietis（9）
Mantas Kalnietis（©FIBA.Basketball.OQT.Kaunas）
グループA最終順位
1位 リトアニア（2勝）
2位 ベネズエラ（1勝1敗）
3位 韓国（2敗）
※リトアニア、ベネズエラは決勝トーナメント進出
グループB スロベニア（2勝）112-77ポーランド（1勝1敗）
スロベニア 112（29 34 20 29）
ポーランド 77（26 20 14 17）
トップパフォーマー
スロベニア 得点： Luka Doncic（18）／リバウンド： Mike Tobey（10）／アシスト： Luka Doncic（10）
ポーランド 得点： Mateusz Ponitka（16）／リバウンド： Mateusz Ponitka（7）／アシスト： A.J. Slaughter（5）
Mike Tobey（©FIBA.Basketball.OQT.Kaunas）
グループB最終順位
1位 スロベニア（2勝）
2位 ポーランド（1勝1敗）
3位 アンゴラ（2敗）
※スロベニア、ポーランドは決勝トーナメント進出
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☆スプリット大会
出場チーム： グループA=ドイツ、メキシコ、ロシア／グループB=ブラジル、クロアチア、チュニジア
グループA ドイツ（2勝）69-67ロシア（2敗）
ロシア 67（17 18 18 14）
ドイツ 69（15 17 18 19）
トップパフォーマー
ロシア 得点： Andrey Vorontsevic（17）／リバウンド： Semen Antonov（8）／アシスト： Anton Astapkovich（4）
ドイツ 得点： Johannes Voigtmann（13）／リバウンド： Johannes Voigtmann（7）／アシスト： JoshikoSaibou、Robin Benzing（3）
Johannes Voigtmann（©FIBA.Basketball.OQT.Split）
グループA最終順位
1位 ドイツ（2勝）
2位 メキシコ（1勝1敗）
3位 ロシア（2敗）
※ドイツ、メキシコは決勝トーナメント進出
グループB クロアチア（1勝1敗）94-67チュニジア（2敗）
クロアチア 75（20 22 14 19）
チュニジア 70（11 17 29 13）
トップパフォーマー
クロアチア 得点： Mario Hezonja（27）／リバウンド： Ante Zizic（12）／アシスト： Mario Hezonja（3）
チュニジア 得点： Radhouane Slimane（15）／リバウンド： Radhouane Slimane（7）／アシスト： Omar Abada（7）
Mario Hezonja（©FIBA.Basketball.OQT.Split）
グループB最終順位
1位 ブラジル（2勝）
2位 クロアチア（1勝1敗）
3位 チュニジア（2敗）
※ブラジル、クロアチアは決勝トーナメント進出
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☆ビクトリア大会
出場チーム： グループA=カナダ、中国、ギリシャ／グループB=チェコ、トルコ、ウルグアイ
グループA ギリシャ（1勝1敗）105-80中国（2敗）
中国 80（14 18 27 21）
ギリシャ 105（28 24 24 29）
トップパフォーマー
中国 得点： Mingxuan Hu（16）／リバウンド： Qi Zhou（10）／アシスト： Mingxuan Hu（5）
ギリシャ 得点： Giannouis Larentzakis（21）／リバウンド： Konstantinos Mitoglou（7）／アシスト： Nick Carathes（8）
Nick Carathes（©FIBA.Basketball.OQT.Victoria）
グループA最終順位
1位 カナダ（2勝）
2位 ギリシャ（1勝1敗）
3位 中国（2敗）
※カナダ、ギリシャは決勝トーナメント進出
グループB チェコ（1勝1敗）80-79ウルグアイ（2敗）
チェコ 80（19 26 22 13）
ウルグアイ 79（20 17 20 22）
トップパフォーマー
チェコ 得点： Tomas Satoranskiy（19）／リバウンド： Ondrej Balvin（11）／アシスト： Tomas Satoransky（8）
ウルグアイ 得点： Bruno Fitipaldo、Jayson Granger（22）／リバウンド： Jayson Granger（7）／アシスト： Jayson Granger（7）
Tomas Satoransky（©FIBA.Basketball.OQT.Victoria）
グループB最終順位
1位 トルコ（2勝）
2位 チェコ（1勝1敗）
3位 ウルグアイ（2敗）
※トルコ、チェコは決勝トーナメント進出
☆前ページ： スプリット大会結果
文／柴田 健（月バス.com）
（月刊バスケットボール）
