男子日本代表

男子日本代表

2021/06/19

バスケ男子日本代表、チャイニーズ・タイペイ戦は紆余曲折の末に大勝

 試合後の会見で、ラマスHCは「今日の我々は大きなアップダウンがありました」と振り返った。この言葉どおり、第1Q序盤は最高の出来、以降第2Q半ばまでは谷底に落ちたような出来と言える。ネガティブな点を言い表すには、これで十分だろう。19日の中国との2試合目では同じことは絶対に許されない、という意識につながったからこそ、後半は安心してみていられる展開になったのだ。
 チャイニーズ・タイペイのアシスタントコーチを務めるチェン・チールン(CHENG Chih Lung)氏は「大会2試合目で前半に食らいつけたのは、若いチームにとっては収穫。母国のファンにも喜んでもらえたのではないかと思います。将来に向けて明るい材料です」と話している。

 

ラマスHCは19日の中国戦でロシターを起用することも明かしていた(写真/©JBA)

 

中国戦に向けた好材料

 

 底なし沼から這い上がって、その足で見晴らしの良い丘の上まで駆け登ったような波の大きな試合だったが、日本にとっての好材料がいくつも提示された。インサイドでどれだけ支配できるかという意味では、エドワーズとシェーファーがサイズのアドバンテージをフルに発揮できていた。エドワーズはゲームハイの21得点に4リバウンド、ゲームハイ・タイとなる6アシスト、そしてブロックも2つ記録。19日の中国戦ではエドワーズに変わってロシター ライアンが登録されるが、東京オリンピックに向けたロスター選考において、帰化枠の選考に対する自信はより高まっただろう。
 シェーファーは11得点に10リバウンドのダブルダブルで、±が田中の38に次ぐ36。試合後のズーム会見では「スピードなどいろいろな要素があるものの、単純にフィジカルだけなら中国ともやりあえる」とフィリピンでの2試合で自信をつけている様子だった。
 シューティングに関しては、比江島が前半終了間際のブザービーターを含めフィールドゴール5本(うち3Pショットは3本)とフリースロー2本すべてを成功させ15得点。金丸は前半、目のあたりに相手の肘が入りベンチに下がった時間帯があったが、後半は元気に登場して最終的にフィールドゴール6本中5本(3Pショットは5本中4本)を成功させ14得点という数字だ。2人合わせて1本しかミスがなく29得点というデータは、中国にとって刺激的だろう。

 

シューティングが好調な金丸。中国はいっそうプレッシャーをかけてくるだろう(写真:©SBP/FIBA Asia Cup)


 プレーメイクの点では、長身の田中がポイントガードの役割を請け負い、安定した活躍を見せた。自身は3得点のみだが、前述のとおり±がゲームハイの38だった。篠山も、谷底の時間帯で犯したアンスポーツマンライク・ファウルはまったくいただけないが、フィールドゴール2本(うち3Pショット1本)とフリースロー2本すべてを決めて7得点を挙げる一方で、ゲームハイ・タイの3スティールと攻守両面で存在感を示した。ベンドラメも篠山同様に、第1Qの締めの時間帯のターンオーバーは大きな反省材料だが、5得点に加え5リバウンド、そしてエドワーズに並ぶゲームハイ・タイの6アシストでチームを助けた。

 

【関連記事】 バスケ男子日本代表FIBA Asia Cup 2021予選展望(1) - 今後を占う試金石となる6.16対中国戦

  • ロックアイスx千葉ジェッツ「千葉から世界へ」
  • zamstインタビュー「戦い続けるために目標に向かって」
  • 第8回3x3 U18日本選手権プレビュー 3x3日本一を目指す高校生 久喜高&SIMONの取り組み
  • 日本郵政 Presents 3x3を支える人たち
  • ウインターカップ2021
  • インカレ2021
  • 全中2021
  • インターハイ2021
  • 自費出版のご案内