男子日本代表

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2021/06/17

バスケ男子日本代表、中国戦で得られた収穫


 また、リバウンドを含めたインサイドプリゼンスという意味で、渡邉飛勇(カルフォルニア大学デービス校大学院1年)の終盤の活躍は明るい材料だ。帰化枠のエドワーズについては、ラマスHCが「フィリピン入りした17人をうまく使いたい」と、トライアウト的な意味も含め全員起用する方向のコメントもしているので、残る2試合ではロシター ライアン(宇都宮ブレックス)ファジーカス ニック(川崎ブレイブサンダース)を試す公算が強い。しかし3人のうち誰が出場するにしても、リバウンドで大きな貢献を期待されることは間違いない(追記:18日にファジーカスはフィリピン入りのメンバーに含まれていないことを確認)。
 中国との再戦のみにフォーカスすれば、225cmのセンター、リュウ・チュアンシンというXファクターにも注意が必要だ。まだ21歳のリュウはこの日は2分に満たない出場時間で得点もリバウンドもなかった。唯一の得点機にはゴール下でいわゆる“バンザイ”状態でターンオーバーを犯すなど、若さが悪い方向に出ていたように思える。ディフェンスのローテーションで張本のドライビングレイアップに対応できず、張本がアンドワンのフリースローも含め3得点を奪う場面もあった。このプレーを最後にリュウはベンチに下がり、以降出場はなかった。
 こう書けば大したことはない印象になるかもしれないが、マッチアップしたシェーファー アヴィ幸喜(206cm)よりも頭一つ、幅一人分大きな印象だ。しかもよく走り、スクリーナーとしてアクティブに動く。乗せてしまったら大変な脅威だ。

 

金丸晃輔、比江島 慎の本領発揮はこれから

 

 オフェンス面についてラマスHCは、日本のPPPが0.7だった点を挙げて、「目標値を下回った」と話した。
 個別の得点面ではロングレンジを中心に12得点を挙げた比江島(FG4/8、3P 4/7)と金丸(FG4/7、3P 3/4)、そして中からも外からもしぶとくゴールを決め11得点を挙げた張本(FG4/12 3P 2/6)の3人が2ケタ得点(金丸はリバウンドも5本あり、±でも+10だった)。

 

金丸の正確なシューティングは日本代表のの終盤の反撃を大いに勢いづけた(写真:SBP/FIBA Asia Cup Qualifier)


 金丸の3Pショットは一瞬のスキを突くような、ボールを持ってからのリリースが非常に速いショットで、中国側から見れば「持たせてはいけない」という脅威の意識がいっそう高まったことだろう。非常にタイトなディフェンスをされていたが、まさしく一瞬で3得点を奪ってしまう。それだけに相手に与えるメンタルなダメージも大きい。

 チャイニーズ・タイペイも中国もいっそう厳しくディフェンスしてくるだろうが、それはシューターとして金丸も承知のこと。Bリーグの実力を遠慮なく世界に見せつけてほしい。

 

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