【動画あり】現役NBAヘッドコーチ、ドウェイン・ケーシー(デトロイト・ピストンズ)が3年ぶりにクリニックを開催!

 

 8月9日、現役NBAヘッドコーチであるドウェイン・ケーシー(デトロイト・ピストンズ)氏が3年ぶりに、白鷗大でクリニックを開催した。

 

 9日は一般公開され、多くのコーチが集まった。クリニックは簡単なウォーミングアップから始まり、4アウト1インの動きを3人から分解練習。ドライブ~キック(アウト)~(ボール)スイングを徹底し、コーナーでのボールレシーブまでこだわった内容。

 

「NBAではコーナーにおける3Pシュートが重要視されている」と、ケーシーヘッドコーチ。NBAでは通常の3Pラインが7.24mだが、コーナーは6.71mと53㎝もの差があることに注目しているという(FIBAルールでは15㎝差)。そのため、“コーナー3”をいかに決めるか、またいかにディフェンスするかが勝敗を大きく左右する。

 

 白鷗大女子の佐藤監督も「コーナーでの足の使い方など、小さなファンダメンタルをNBAでもしっかりと練習している印象を受けました」と、3年ぶりのクリニックにも大きな収穫があったようだ。 ほかにも、セカンダリーブレイクの基本的な考え方やオフェンスリバウンドの人数や入り方など、練習は細部にまで及んだ。

 

 また、ディフェンスではクローズアウトを重視するスタイルで、とにかく「ハイハンズ!」を強調。トランジションディフェンスでも「自分を大きく見せろ!」と、ハンズアップを徹底していた。

 

 クローズアウトでも一度、コンテスト(チャレンジショット)した後、再び戻ってくる“ランオフリカバリー”や、ローテーションが間に合わないときに用いる“エックス”など、具体的に練習。実戦ですぐに使うことができそうなメニューも数多くあった。



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