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2021/04/02

ドウェイン・ケイシー(ピストンズHC)が語る八村 塁と日本バスケの発展 – 日本時間4.2対ウィザーズ戦試合前会見

日本時間4月2日の対ウィザーズ戦前、ケイシーHCは八村を絶賛していた(写真をクリックするとインタビュー映像を見られます)

 

 2日前の対シャーロット・ホーネッツ戦でキャリアハイ・タイとなる30得点を記録した八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)。直近10試合はすべて2ケタ得点でアベレージが20.2、リバウンドとのダブルダブルも2度と、いよいよポテンシャルの開花を感じさせている、その八村について、日本時間4月2日(アメリカ時間1日)のデトロイト・ピストンズ対ワシントン・ウィザーズ戦前の会見で、ピストンズのドウェイン・ケイシーHCに質問してみた。

 

 ケイシーHCはかつて日本で女子の積水化学、男子のいすゞ自動車、そして日本代表での指導歴があり、日本のバスケットボールとのゆかりの深い人物だ、東京からの取材であることを伝えると「はじめまして!」と日本語で答えてくれた後、ケイシーHCはひとしきり八村と日本のバスケットボールについてコメントを返してくれた。


 「ハチムラは非常に好調ですね。直近5試合で3Pショットを40%成功させています。本当に、彼のプレーぶりには飛躍が見られます。先日私たちの試合でも素晴らしかったですが、その後のシャーロットとの試合も、何点獲ったか覚えていませんが高いレベルで自信をもってプレーしていましたね」


 このところ何人かのコーチの八村評では、必ずと言っていいほど八村が自信をもって堂々とプレーしている点についてのコメントが聞かれたが、ケイシーHCの目にもそのように映っているようだ。「彼は昨年までのようなルーキーの顔をしていません。驚くほどの自信を持って攻守ともに頑張っています。ディフェンス面でも、リバウンドであれブロックであれ、それを感じます。オフェンス面でもポストアップと3Pシューティング…。大変な飛躍ぶりですね」


 ケイシーHCはトロント・ラプターズとの対戦で渡邊雄太のプレーも直に見ている。今や2人の日本人がNBAから連日話題を提供する状況となったが、それは間違いなく日本のバスケットボール界が発展を遂げた証しだ。

 

 ケイシーHCはその土台作りに深くかかわってきた。それだけに「彼らと対戦したくはありません」と冗談めかして答えつつ、「成長ぶりがうれしいです」と話した。「私が日本にいた頃には想像もつかなかったし見通せないことでした。日本からのプレーヤーがNBAで見られるとは…。しかし競技の発展により素晴らしいリーグが生み出され、日本のファンの皆さんもうれしいことでしょうね。何しろスポーツ大国でバスケットボールが大好きな人々ですから。特にプロ(NBA)のバスケットボール・プレーヤーが存在することの意義は大きいです。今後も次々とが生まれてくるに違いありません」

 

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ハチムラは直近10試合のアベレージが20得点を越えている


 ケイシーHC自身による英文の回答は以下のような流れだった。


“Hachimura has been playing really well. I mean I think in the last five games he’s shooting 40% from three and just really really you can just see, his game take another…, go another level. Not just again he had an excellent game against us for the last game but following game against Charlotte, I think…, I forgot how many he had but he is playing at a high clip with a lot of confidence. He’s not that...,  didn’t have that rookie look on his face that he normally had the last year. He’s playing with tremendous amount of confidence on both ends of floor whether it's defensive end of the floor, whether it’s rebounding, blocking shots. But offensively his post-up game, and shooting three…, he’s taking a huge step forward in his game.”


“I don’t like playing against them. But I enjoy seeing the growth. You know years ago when I was over there, I couldn’t imagine or foresee you know Japan…, players playing in the NBA. But now with the growth of the game, growth of the league over there is beautiful to see because I know how all the fans in Japan appreciate and love basketball and all sports since it’s a sports country. But especially, to have the professional basketball players says a lot for their country and I’m sure there’s many and more to come.”


 ウィザーズとの試合前の段階で、ケイシーHC率いるピストンズは13勝34敗でイースタンカンファレンスの最下位。一方ウィザーズも17勝29敗で同カンファレンス12位と、チーム成績はどちらも芳しくないが、八村は直近の好調さからシーズン通算での平均得点も14点台に上げてきている(14.3得点)。現時点でもケイシーHCが言うとおり素晴らしい飛躍だが、その本番はまだまだこの先に待っているのだろう。

 

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取材・文/柴田 健(月バス.com)


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