林真帆(岐阜女)がBWBオールスターゲームMVPに

 8月17日、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)とFIBA(国際バスケットボール連盟)が開催する第11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジアが閉幕した。最終日にはアジア太平洋地域の18の国と地域から集結した男女64人のトップ選手が白熱したプレイオフ、チャンピオンシップゲーム、3ポイントコンテスト、オールスターゲームを行った。

 日本からは男子5選手、女子3選手が参加。3ポイントコンテストでは、女子の部で日本の荻田美が優勝を飾った。また、オールスターチームには女子では平下愛佳(日本)、林真帆(日本)、荻田美(日本)の全選手が選出、男子では小川敦也(日本)、ケイン・ロバーツ(日本)の2名が名を連ねた。そして、女子のオールスターゲームMVPには林真帆が選ばれ、男子Grit賞(タフさ、スポーツマンシップに優れた選手)にはケイン・ロバーツ(日本)が選出された。なお、BWBキャンプMVPには男子がJunseok Yeo(韓国)、女子がGeorgia Woolley(オーストラリア)がそれぞれ選出された。

 オールスターゲームMVPに選出された林は「持ち味の3Pをしっかりと自分のタイミングで打つことを意識していました」と振り返った。

 キャンプにコーチとして参加した田臥勇太(宇都宮)は「僕らが高校生のころと比べるとサイズもあって、スキルも優れている選手が多くなりましたね」と日本人選手たちの感想を語り、「自分も若い頃はそうでしたが、最初は慣れなくて、積極的にできないことが多いものです。しかもコーチの指示が英語で分からなかったりもします。でもしばらくすれば慣れてきます。こうした経験を積むことは貴重なこと。バスケットボールを楽しむことを忘れずに、それぞれの目標に向かって頑張ってほしいですね」とエールを贈った。

 

<日本選手>

●男子
木林 優(福岡大附大濠)
小川 敦也(洛南)
ケイン・ロバーツ
脇 真大(岡山商科大附)
山之内 勇登(リベットアカデミー)

●女子
平下 愛佳(桜花学園)
林 真帆(岐阜女)
荻田 美(京都精華学園)

 

(月刊バスケットボール)



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