月刊バスケットボール6月号

NBAとFIBAが日本で2度目となる バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・キャンプの開催を発表‼︎

 8月1日、NBAとFIBAは第11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(以下、BWB)・アジアを8月14日(水)から17日(土)まで、東京で開催することを発表した。NBAとFIBAによる世界的なバスケットボール界の発展とコミュニティアウトリーチプログラムであるBWBが日本で開催されるのは、今回で2度目。前回、日本でBWBアジアが開催されたのは2012年のことだ。

 8月1日、NBAとFIBAは第11回バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(以下、BWB)・アジアを8月14日(水)17日(土)まで、東京で開催することを発表した。NBAとFIBAによる世界的なバスケットボール界の発展とコミュニティアウトリーチプログラムであるBWBが日本で開催されるのは、今回で2度目。前回、日本でBWBアジアが開催されたのは2012年のことだ。

 

 BWBアジア2019では、アジア太平洋地域の17歳以下の男女選手が集結し、NBAとFIBAの現役選手、引退選手、コーチから直接学び、同地域の将来有望な選手たちと競い合う場を提供する。

 

 FIBAナショナルフェデレーション&スポーツディレクターのゾラン・ラドビッチ氏は「BWBアジア2019キャンプをNBAと共に開催できることを大変うれしく思います。アジアからの8チームも参加するFIBAバスケットボールワールドカップ2019が、中国で間もなく開催されます。また、来年は東京でオリンピックが開催されますが、バスケットボールの男子と女子の日本代表チームはともに、現在アジアでトップにランクされています。次のFIBAワールドカップが日本、フィリピン、そしてインドネシアで開催されることは、バスケットボールがアジアで急成長していることの証です。 東京でBWBを開催することは、日本がアジアにおけるバスケットボール大国としての地位を確立するためのさらなる一歩であると確信しています」と述べた。

 

また、NBAの国際バスケットボール運営部門シニアバイスプレジデントのキム・ボフニー氏は「バスケットボールに対する関心が過去最高レベルに高まっている日本で、再びBWBを開催できることを大変うれしく思います。日本でのNBAとバスケットボールには深い歴史があります。この夏に行われるキャンプに、アジア太平洋地域の将来有望な男女選手を招き、NBA選手やコーチから直接学べる機会を設けることで、同地域のバスケットボールの明るい未来を皆さまにお見せすることができるでしょう。また、FIBAには、この地域における私たちのバスケットボール振興をサポートいただき大変感謝しています」とコメントしている。

 

(2012年日本開催に時の集合写真/©️NBAE)

 

 さらにBWBアジア2019では、NBAケアーズによる様々なコミュニティ活動など、東京の若年層への支援を行う予定で、スポーツの力を通じて文化間の理解に努め、健全でアクティブなライフスタイル、バスケットボールでのチームワーク、誠実さ、リスペクトの重要性の指導を行う。

 

 2001年より、NBAとFIBAはこれまでに6大陸にまたがる30か国、38都市で合計60回のBWBキャンプを開催し、129の国と地域から3,500名以上が参加。キャンプ参加選手のうち68名がNBAでドラフト指名、もしくはフリーエージェント契約を果たすなど、確かな成果を上げている。今年6月のNBAドラフトでは、8選手が指名されており、その中には全体9位で指名された八村塁選手(ワシントン・ウィザーズ/BWBグローバル2016)も含まれているのだ。

 

(月刊バスケットボール)

 



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