月刊バスケットボール6月号

【Bリーグ開幕インタビュー企画Vol.4】戦力充実のチームをけん引するエースシューター安藤周人(名古屋D)

 10月2日から開幕したB.LEAGUE 2020-21 SEASON。10月24日発売の最新号、『月刊バスケットボール12月号』では編集部が独断と偏見で選んだ4選手のインタビューを掲載している。ここでは充実の戦力で西地区制覇を目論む名古屋ダイヤモンドドルフィンズの安藤周人を紹介! 昨年のワールドカップでは日本代表として世界と戦い、その後のシーズンも抜群の得点力を披露した。今季は狩野祐介、齋藤拓実を筆頭とする新戦力と安藤や張本天傑、ジャスティン・バーレルといった既存戦力が調和。リーグトップクラスの選手層を誇るチームへの期待は高い。初の地区優勝、その先のチャンピオンシップ制覇に向けてシーズンを戦う安藤に、今季に対する思いを聞いた。

写真:©︎B.LEAGUE

 

充実の戦力でアップテンポなバスケットを展開する

 

今季の名古屋Dは充実の戦力で開幕を迎えました。

 特に滋賀から移籍してきた齋藤拓実選手と狩野祐介選手は、ミスなどで少し雰囲気が悪くなったときにすぐにコミュニケーションを取って、そういった状況が続かないような配慮を徹底してやってくれています。また、言葉には出しませんが練習中からお互いバチバチやっていて気を抜くこともないですし、誰が出ても大丈夫な状況を作り上げられていると思います。

 

昨年はワールドカップにも出場し、シーズン中もすばらしい活躍を見せました。その中で今季さらに意識していることは何ですか?

 今季はまずディフェンス面の強度をもっと上げていきたいですし、オフェンス面では得点以外のスタッツを伸ばしていきたいと思っています。点を取りつつチームを勝利に導けるように、アシストやリバウンドなどの部分の貢献度も上げていきたいですね。もう一つ、試合によって調子の波が出ないことを目標としています。調子が最も悪い状態を出さないよう、どんなときでも自分のコンディションを維持していきたいですね。シーズン後半になってくるとどうしても疲労もたまってパフォーマンスが落ちてくるので、そうなったときでも安定した活躍ができるようになりたいです。

 

チーム成績としてはどういった目標を設定していますか?

 チームから明確にそういった話は出ていませんが、僕個人としてはまずは西地区制覇。それを言い続けてきましたが、この4年間は成し遂げられず…。チャンピオンシップもホームアリーナで開催すると言い続けていますが、まだ実現できていません。今季はメンバーもそろっていますし、チーム状態も良好です。

 

昨年以上にアップテンポなバスケットが展開できそうですね。

 そうですね。去年よりもテンポ良く、もっと速くというのはずっと言い続けてきています。齋藤選手が入ってテンポが上がっていますし、ジェフ(エアーズ)も僕らの走るテンポに付いてきてくれます。より走れるチームを目指してオフの期間ずっと取り組んできたので、ここ数年に比べたら断然に速いチームに仕上がっているのではないかと思います。

 

 全編は最新号をチェック!

 

【Vol.1】レベルアップを求めて移籍を決意した岡田侑大(富山)

【Vol.2】海賊団を率いる新たなリーダー生原秀将(横浜)

Vol.3】豊富な経験値をB1初挑戦のチームに還元する小野龍猛(信州)

【Vol.4】戦力充実のチームをけん引するエースシューター安藤周人(名古屋D)

 

(月刊バスケットボール)



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