月刊バスケットボール8月号

Bリーグ

2021.01.09

Bリーグが緊急事態宣言発出下のリーグ戦開催方針を発表

 1月8日に一都三県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)を対象とした緊急事態宣言(1月8日~2月7日)が発出されたことを受け、Bリーグが当該期間中のリーグ戦開催方針を発表した。これは、リーグ所属クラブを上記の一都三県を本拠地とする7クラブ(千葉ジェッツ、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、川崎ブレイブサンダース、横浜ビー・コルセアーズ、越谷アルファーズ、アースフレンズ東京Z)とそれ以外に分類して、それぞれの主催試合について安全を担保した運営を遂行するための方針だ。運営サイドにもファンにとっても重要事項。その骨子を確認しておこう。

① 緊急事態宣言対象の一都三県を本拠地とする7クラブの主催試合
「1月7日付内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長事務連絡」に記載された各種事項に鑑み、開催地自治体の了解を得た上で開催
② 上記7クラブ以外のクラブによる主催試合
1月7日付新型コロナウイルス感染症対策本部決定「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に基づき、現行の「B.LEAGUE新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を遵守し、開催地自治体の了解を得た上で開催
③ 今後、内閣官房による緊急事態処置の実施区域が変更、及び期間延長がなされた場合は、同様の方針でリーグ戦を開催

 内閣官房公式サイトで①に記載の「1月7日付内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長事務連絡(https://corona.go.jp/news/pdf/ikoukikan_taiou_20210107_3.pdf)」をみると、運動施設に向けて関する収容人数制限(屋内、屋外ともに5,000人以下)、開催時間や酒類提供に関する働きかけ(20時までの営業時間短縮(酒類の提供は11時から19時まで)等の記載がある。②に関しては、Bリーグ公式サイトで公開されているガイドライン(https://www.bleague.jp/news_detail/id=84300)を参照できる。

 新型コロナウイルスの感染拡大に関する情報は日々動きがあり、非常事態宣言の対象地域も必ずしも現状のままとは限らない。リーグやチームの発信情報をこまめにチェックして、観戦や応援を安全に楽しもう。

 

文/柴田 健(月バス.com)

(月刊バスケットボール)



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