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2021/02/22

ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)が八村 塁を静かに絶賛 - ルイは1番から5番まで守れると言ったんです(Rui told us he can guard 1 through 5)

 

 4試合の“ウエスタン・スウィング(西海岸への遠征)”に出ているワシントン・ウィザーズが、その初戦だった現地時間2月20日の対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦に勝利して連勝を4に伸ばし、同時にブレイザーズの連勝を6で止めた。ウィザーズの4連勝は2018年の1月27日(対アトランタ・ホークス戦)から2月5日(対インディアナ・ペイサーズ戦)まで5連勝したとき以来3年ぶり。八村が加入してからは初めてのことだ。
 この試合でのウィザーズは、ブラッドリー・ビールが37得点、7リバウンドとオールスターのスターター選出に恥じない活躍をしたほか、ラッセル・ウエストブルックはトリプルダブル(27得点、11リバウンド、13アシスト)を記録した。八村も17得点、7リバウンドで±が+11と大きく貢献。ビールからのロブを受けてのアリウープ、ウエストブルックのアシストによる強烈なダンクなど見ごたえ満点の活躍を見せた。
 八村が称賛された理由はオフェンス面の貢献だけではなく、それ以上にディフェンス面の奮闘がチームを鼓舞していた。試合後の会見で八村のディフェンス面の成長について聞かれたビールが話すところによれば、「何度か前の練習で、彼(八村)は自分が1番から5番まで守れると言ったんです」とのこと。「その考えに沿ってがんばってもらっているんですが、基準を下げる必要はないですね。彼のやっていることを見れば…。正直、まったく驚くにはあたりません」
 ビール自身の英語のコメントは以下のような流れだった。
"Rui told us in a few practices ago that he can guard 1 through 5 and we’re holding him to that standard. And he's holding us to that and he's doing it, so…. No surprise to be honest."
 ルイはすごい! というふうに派手な言葉で賛辞を贈る代わりに、八村が実力を認められている証しとしてチームから重責を任され、その期待に応えていることがわかるコメント。チームの4連勝という成果に八村の存在が大きく寄与していることも感じさせる。
 ついに物事がうまく回り始めたように見えるウィザーズは、この日の勝利で10勝17敗のイースタンカンファレンス13位。日本時間2月23日(火)の対ロサンジェルス・レイカーズ戦、同翌24日(水)の対ロサンジェルス・クリッパーズ戦、そして同26日(金)の対デンバー・ナゲッツ戦と続くウエスタン・スウィングをどんな形で乗り切るかは後半戦に向けた一つのカギにもなりそうだ。

 

文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)


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