月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2019.10.04

Bリーグのスタンダードを上げる戦いが始まった

 Bリーグ4シーズン目が開幕した。10月3日、川崎ブレイブサンダース対宇都宮ブレックスの一戦が行われた横浜アリーナ(神奈川県)には、9514人のファンが詰め掛け、会場をそれぞれのチームのシンボルカラーである赤と黄色に染めた。

 

 スタートから互いにハードなディフェンスを見せ、また開幕の緊張からか両チームともシュート確率がなかなか上がらず、ロースコアの展開となった。徐々にペースを上げた川崎に対し、宇都宮は「積極的に狙っていった」(安齋竜三HC)という3Pが、試合を通じて低調に終わり(27本中4本成功、14.8%)、得点が伸び悩んだ。前半は1ゴール差の接戦だったが、後半に入って宇都宮を突き放した川崎が78-57と開幕戦勝利を遂げた。

 



 

 Bリーグ4シーズン目が開幕した。10月3日、川崎ブレイブサンダース対宇都宮ブレックスの一戦が行われた横浜アリーナ(神奈川県)には、9514人のファンが詰め掛け、会場をそれぞれのチームのシンボルカラーである赤と黄色に染めた。

 

 スタートから互いにハードなディフェンスを見せ、また開幕の緊張からか両チームともシュート確率がなかなか上がらず、ロースコアの展開となった。徐々にペースを上げた川崎に対し、宇都宮は「積極的に狙っていった」(安齋竜三HC)という3Pが、試合を通じて低調に終わり(27本中4本成功、14.8%)、得点が伸び悩んだ。前半は1ゴール差の接戦だったが、後半に入って宇都宮を突き放した川崎が78-57と開幕戦勝利を遂げた。

 

「試合を通してハイ・インテンシティ(激しさ)、ハイ・エナジーで戦うのが今シーズンの川崎。今日はそれができた」と篠山竜青キャプテン。「まだ60試合の中の1試合。シーズンを通して、ワンプレーワンプレーの精度を高め、スタンダードを上げたい」と試合を振り返った。

 

 ワールドカップを経験したことで、日本のレベルアップにはBリーグの底上げの必要性を感じている。だからこそ「今は川崎の優勝しか考えていないですし、そのためにやれることはすべてやりたいと腹をくくっています。結果としてそれが東京オリンピックにもつながっていくのでは」と今シーズンへの意気込みを力強く語った。

 

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