月刊バスケットボール5月号

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2022.05.21

町田瑠唯(ミスティクス)、6試合目は2リバウンド、3アシストで逆転勝利に貢献

 WNBAの首位攻防戦となった日本時間5月21日(北米時間20日)のアトランタ・ドリーム対ワシントン・ミスティクスの一戦で、町田瑠唯の要所の活躍でミスティクスが78-73勝利を手繰りよせた。

 


町田はここまでの6試合で最短の8分45秒の出場にとどまり、記録としても得点なしの2リバウンド、3アシストと際立つ数字ではなかったが、52-58と6点差を追いかける第3Q残り1分7秒にコートに入ると、8-0のランの口火を切るエリザベス・ウィリアムズのレイアップをアシスト。さらに第4Q開始早々には鋭いドライブ&キックからシャトリ・ウォーカーキン-ブローの3Pショットをアシストし、続くポゼッションでもウォーカー-キンブローのロングレンジをおぜん立て。このプレーでウォーカー-キンブローがフリースロー3本を決めたことで、この流れの8得点すべてに絡んだ。このランで60-58と逆転に成功したミスティクスはその後息を吹き返し、終盤の接戦をしのいで勝利した。



取材・文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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