月刊バスケットボール24年3月号

Bリーグ

2022.05.17

仙台89ERS、Bリーグ創設シーズン以来のB1カムバックが実現

 5月16日に高松市総合体育館で行われたB2プレーオフセミファイナル、香川ファイブアローズ対仙台89ERSの第3戦で、仙台が83-69のスコアでシリーズ2勝目を挙げファイナル進出を決めた。同時に仙台は、2022-23シーズンのB1昇格も確定。2022-23シーズンは、Bリーグ創立の2016-17シーズン以来となる最高峰の舞台へのカムバックを果たした。5シーズンぶりのB1昇格を決めた仙台は、すでに公式サイトでB1昇格記念グッズの発売もスタートさせている。

 


アウェイでの難しいシリーズで2勝を挙げた仙台89ERSは、念願のB1昇格をかなえた(写真/©B.LEAGUE)

 


仙台は今シーズン、38勝15敗(勝率.717)の成績でB2東地区2位としてプレーオフに臨んだ。そのプレーオフでは、クォーターファイナルで福島ファイヤーボンズを2勝1敗で下してセミファイナルに進出。アウェイの戦いとなった香川とのシリーズでも、粘り腰の勝利をつかんだ。


1勝1敗のタイで迎えた16日のセミファイナル第3戦では、センターフォワードのジャスティン・バーレルが31得点と大当たり。前半を56-30で折り返すと、後半もリードを守り切った。


試合後、藤田弘輝HCは「4年間という長い年月を戦い続けてきた選手から今年入ってきた選手まで、これは獲りたかったゴール。今日それが達成できて非常にうれしいです」と目標達成の喜びを言い表した。藤田HCは今シーズンからの新任の立場であり、「今まで89ERSに関わってきた選手やコーチ陣の賜物で、とても素晴らしいカルチャーがあった」とB2降格以降のチームを育ててきた関係者の力を称えることも忘れなかった。


その功労者の一人で、2018-19シーズンから仙台に在籍している月野雅人キャプテンは、「B1にいくために仙台に呼んでいただきましたが、なかなかファンの皆さんの期待に応えることができませんでした」と苦節の期間を思い感慨深げな言葉を残した。「4シーズン目にして目標を達成することができてすごくうれしいです」


仙台は5月20日(金)から始まるB2ファイナルでファイティングイーグルス名古屋と対戦する。会場は名古屋市枇杷島スポーツセンターで、仙台はアウェイの戦いとなる。

(月刊バスケットボール)



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