月刊バスケットボール6月号

アウトドアバスケットボールコートを芸術的に修復 – SPALDING x go parkeyのリノベーション・アートコート日本第1号が浜町公園に完成

 日本橋浜町の浜町公園にあるアウトドアバスケットボールコートが、仕掛け人のgo parkey、アーティストの今井俊介氏、そしてスポルディングのタッグによるプロジェクトで楽しい「アートコート」として生まれ変わった。

 


このプロジェクトは、公園のバスケットコートのリノベーション活動を通じて日本により安全で綺麗な公園・地域交流の場を作り、スポーツ文化の普及を目指す一般社団法人go parkey(ゴー・パーキー)が、日本第1号として手掛けた『浜町公園リノベーション・アートコートプロジェクト(東京都中央区浜町公園内)』。スポルディング・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:小笠原俊彦 以下スポルディング)協賛の下、今井氏が浜町公園のバスケットコートのためだけに描いたアートを今井氏自身と中央区在住の子どもたちでペイントして仕上げた。


古くは五街道の交通の拠点であり、今なお東京の中枢として機能する東京都中央区日本橋にある浜町公園。東京湾にも近く潮風を感じることができ、美しい樹木に囲まれた好立地。長年中央区民に愛されつつも経年劣化が見られたバスケットコートが、色鮮やかなアートコートとしてよみがえった。


■浜町公園リノベーション・アートコートプロジェクト概要
場所:東京中央区浜町公園屋外バスケットコート(東京2020オリンピック競技大会の3x3バスケットボール公式練習会場として使用された総合スポーツセンターの位置する、浜町公園内のバスケットコート)
主催: 一般社団法人 go parkey (ゴー・パーキー)
協賛: SPALDING(スポルディング)
後援: 中央区役所
参加アーティスト: 今井俊介(イマイ シュンスケ)

 


スポルディングは、アメリカ本社がNBPA(NBA 選手会)と共同で、ストリートボールの聖地ニューヨークにあるラッカーパークのリノベーションをサポートした実績もある。今回の『浜町公園リノベーション・アートコートプロジェクト』は、スポルディングが「人と地球の健康のために、ずっとスポーツができること」をスローガンに次の150年に向けてスタートした”PASS FOR THE FUTURE”の活動の柱の一つとして掲げる”誰もがスポーツをできる環境づくり“における具体的な取り組みとしてサポートに乗り出した。


☆go parkey代表理事 海老原 奨(エビハラ ススム)
地域のキッズ、自治体、民間企業がアートとスポーツを通じて一体となり、街の空間を創り上げる集団芸術「リノベーション・アート・バスケットコート」のキュレーター。幼少期より公園でバスケットボール活動を続け、アメリカを中心に世界中の公園コートでの大会に参加。古びた公園のバスケットボールコートを美術館レベルのアートで再生し、キッズの未来と地域社会を明るくするというミッションを掲げ、一般社団法人go parkeyを設立し、今回のプロジェクトを皮切りに国内外に活動を拡大する予定。
TOKYO2020 Olympic 3x3 Basketball競技運営統括(2021)
go parkey浜町公園リノベーション・アートコート・プロジェクト(2022)

 

一般社団法人go parkeyの活動
※Parkey「パーキ―」とは公園バスケを愛する人々を表す造語



(月刊バスケットボール)



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