月刊バスケットボール5月号

第35回能代カップは開志国際が全勝優勝

 5月3日から能代市総合体育館(秋田県能代市)で行われていた第35回能代カップが、5日に最終日を迎えた。新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大する以前の2019年以来3年ぶりの開催だった今大会は、最終日に開志国際高校(新潟県)が中部大学第一高校(愛知県)を破って4戦全勝で優勝。地元の能代科学技術高校はこの日も洛南高校(京都府)に敗れ4連敗で全日程を終了した。市立船橋高校(千葉県)は2勝2敗で3位フィニッシュ。優秀選手賞には上位の2チームから介川アンソニー翔、澤田竜馬、バシール・ファイサル・モハメッド(以上開志国際)、小澤飛悠、坂本康成(以上中部大第一)の5人が選出された。

 

 最終日の初戦となった洛南対市立船橋戦は、前半洛南が優位に展開したが、第3Qに市立船橋が一気に劣勢を挽回して逆転。93-91の2点差できわどく逃げ切った。無傷の3連勝同士の対戦だった第2試合の中部大第一と開志国際は、中部大第一のディフェンス力が一定以上の効果を挙げたが、最終的には開志国際が9点差をつけて勝利。最終第3試合の能代科技と洛南は、粘る能代科技を洛南がじりじりと突き放し得点を90点台に乗せての勝利となった。


☆最終部日試合結果
洛南 91(25 21 16 29)
市立船橋 93(18 20 29 26)


中部大第一 66(13 20 19 14)
開志国際 75(14 27 17 17)


能代科技 79(20 17 24 18)
洛南 93(22 19 28 24)


☆今大会最終順位
1位 開志国際 4勝 勝ち点8
2位 中部大第一 3勝1敗 勝ち点7
3位 市立船橋 2勝2敗 勝ち点6
4位 洛南 1勝3敗 勝ち点5
5位 能代科技 4敗 勝ち点4


第35回能代カップ大会公式サイト



(月刊バスケットボール)



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