月刊バスケットボール5月号

Wリーグ

2022.04.20

町田瑠唯所属のワシントン・ミスティクスの試合をNBA Rakutenが配信予定 – 町田とRakuten Sportsがパートナーシップ締結

 楽天グループ株式会社(以下楽天)でアスリート支援事業をグローバルで展開するRakuten Sportsが、町田瑠唯(富士通レッドウェーブ)のマネジメント活動の支援を開始することが明らかになった。同社は今後、国内外におけるスポンサーシップ獲得などにより、5月からのWNBA2022シーズンでワシントン・ミスティクスの一員としてプレーする町田のブランド構築を通じたキャリア支援を手掛ける。ミスティクスの試合映像も、日本国内でNBA公式戦の配信を行っている楽天のサービス「NBA Rakuten」が配信予定とのことだ。

 

■町田瑠唯プロフィール
生 年 月 日 : 1993年3月8日(29歳)
身長・体重: 162cm・57kg
出 身 地: 北海道旭川市
ポジション: ポイントガード
所 属: 札幌山の手高校-富士通レッドウェーブ(Wリーグ)-ワシントン・ミスティクス(WNBA)

 

 

 町田は今回の楽天とのパートナーシップについて、「今回、WNBAワシントン・ミスティクスと契約し世界で戦うことになりました。そこで、『Rakuten Sports』の世界のアスリートへの取り組みやサポート体制を知り、私の挑戦を一緒に戦ってくれると感じパートナーとなりました」とコメントを発表した。「これから一緒に新たな挑戦をし、私のプレーをみて一人でも多くの方々にバスケットの楽しさやスポーツの素晴らしさを届けられたらうれしく思います。そしてみなさんに『応援したい』と思っていただけるよう、全力を尽くしたいと思います」


小学2年生でバスケットボールを始めた町田は、札幌山の手高校3年生時にキャプテンとしてインターハイ、国体、ウインターカップの三冠を獲得し、高校卒業後は富士通へ、そして日本代表の一員として東京2020オリンピックでの銀メダル獲得とオールスター・ファイブ選出と、一歩一歩ワールドクラスのスターダムへの階段を上ってきた。次なるチャレンジとして女子バスケットボール界の最高峰と言われるWNBAの舞台に飛び込む町田にとって、楽天のサポートは心強いに違いない。

 

 楽天のグローバルスポーツ事業ヴァイスプレジデントを務めるラフール・カダバコルは、「町田選手がパートナーとして『Rakuten Sports』を選択し、嬉しく光栄に思っています」と歓迎の思いをコメント。「彼女は非常に才能のある選手であり、バスケットボール界のみならず世界中から尊敬され、愛されているだけでなく、WNBA史上4人目の日本人選手となるなど、バスケットボールプレーヤーの中でも先駆者的な存在です。私たちは、町田選手との革新的なパートナーシップを実現し、日本や世界で活躍するアスリートを鼓舞する礎を築くことを楽しみにしています」と町田の飛躍に期待するとともにその支援に強い意欲を見せている。

 

 楽天は、2017年からNBAおよびゴールデンステート・ウォリアーズとのパートナーシップ契約を締結しており、この秋ウォリアーズとワシントン・ウィザーズを迎えて開催するNBA Japan Games 2022の冠スポンサーにもなっている。Rakuten Sportsとしては馬場雄大(豪NBL、メルボルン・ユナイテッド)、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、サーディ・ラベナ(三遠ネオフェニックス)への支援など、バスケットボール界での実績も豊富。今後は女性アスリートの活動も多方面で支援することを目指しているという。

 

Rakuten Sports


 

(月刊バスケットボール)



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