月刊バスケットボール6月号

Bリーグ

2022.04.18

越谷アルファーズ、5連勝でB2プレーオフ進出決定

 越谷アルファーズが4月17日に大田区総合体育館で行われたアースフレンズ東京Zとのアウェイゲームに84-71で勝利し、ワイルドカードでのB2プレーオフ進出を決めた。越谷は5連勝。プレ―オフ進出は2年連続2度目となる。


越谷はこの試合で、15得点を挙げたキャプテンの長谷川智也、元NBAのクレイグ・ブラッキンズ(16得点)をはじめ5人が2桁得点を記録。守っては第2Qに東京Zを8得点に抑えハーフタイムまでに主導権を握り、後半もリードを保って勝利した。

 


長谷川智也(写真/©B.LEAGUE)

 

 


クレイグ・ブラッキンズ(写真/©B.LEAGUE)


越谷は現時点ではB2全体の8位(東地区4位)。通算成績は25勝19敗(勝率.568)で、ワイルドカードの上位を争う佐賀バルーナーズ(B2全体7位、西地区4位)と並んでいるが、タイブレーカーは佐賀が持っている(直接対決は1勝1敗だが得失点差で佐賀が上回る)。しかし残り試合(越谷は4試合、佐賀は6試合)の結果いかんで、両チームの順位は逆転する可能性も十分にある。また、越谷よりも残り試合数が2試合多い佐賀は、西地区5位の愛媛オレンジバイキングス(22勝23敗、勝率.489、残り試合数2)と順位が入れ替わる可能性もまだ残っており、プレーオフ進出を確定できていない。


越谷は昨年のプレーオフでは、2021-22シーズンのB2ライセンス交付を受けて臨み、3位に入った。今年はすでに2022-23シーズンのB1ライセンス交付を受けており、ファイナルに勝ち残れば念願のB1昇格が実現する。



(月刊バスケットボール)



PICK UP