渡邊雄太がプレーオフ初出場ダンクで2得点 - ラプターズは敗れる
日本時間4月17日(北米時間16日)に開幕したNBAプレーオフで、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ対トロント・ラプターズ戦の第4Q残り5分27秒に渡邊雄太が日本人プレーヤーとして史上2人目の出場を果たした。試合終了までプレーした渡邉は、残り1分21秒にはダラノ・バントンからのパスでダンクを成功させ2得点も記録した。
渡邊の得点シーンはこのダンクのみで、もう1本放ったターンアラウンドジャンパーはミスに終わったが、ディフェンスではシクサーズのオールスター、ジェームズ・ハーデンとマッチアップして3Pショットをミスに終わらせるシーンもあった。また、この試合で38得点を挙げる大活躍だったタイリース・マクシーとのマッチアップもあり、40点目の大台に乗せようというショットをミスに終わらせるなど、良い動きを見せていた。
日本人プレーヤーのNBAプレーオフ出場は、昨年の八村 塁(ワシントン・ウィザーズ)が史上初。渡邊の出場で日本のバスケットボール界にあらたな歴史が刻まれたことになる。
試合はシクサーズが今シーズン最高とも言えるオフェンスで圧倒。131-111で勝利し、シリーズを1勝0敗でリードした。
文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)
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