月刊バスケットボール6月号

NBA

2022.04.09

渡邊雄太がロケッツ戦で戦列復帰、3得点、3リバウンド、2スティールを記録 –ラプターズはPO第5シード以上を確定

 直近4試合で欠場が続いていた渡邊雄太が、日本時間4月9日(北米時間8日)にトロントンのスコシアバンク・アリーナで行われたトロント・ラプターズ対ヒューストン・ロケッツ戦で戦列に復帰。85-95と10点差を追う第4Qにスターターとして登場し、12分間をフルにプレーして3得点、3リバウンド、2スティールを記録した。試合はラプターズが117-115のスリリングな逆転勝利を手にした。

 

 


渡邊の得点シーンは第4Q残り9分46秒、速攻でサディアス・ヤングからのパスを受けレイアップを沈め、さらにこのプレーでのファウルで得たアンドワンのフリースローを成功させた。


ラプターズはこの勝利で通算成績が48勝33敗(勝率.593)となり、イースタンカンファレンスの5位以上を確定。プレーオフ1回戦の相手も、ボストン・セルティックスが最終戦に敗れない限り現在同カンファレンス4位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(49勝31敗、勝率。613)に決まった。ただし、現時点では両チームの順位が入れ替わる可能性が残されている。


ラプターズはレギュラーシーズンの残りが日本時間4月11日(北米時間10日)のニューヨーク・ニックスとのアウェイゲーム。仮にラプターズがこの試合に勝ち、シクサーズが残る2試合に連敗すると、ラプターズが4位に浮上してホームコート・アドバンテージを得ることとなる。

 


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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