月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.04.07

B2プレーオフ、出場8チームのうち6チームが確定

 Bリーグは4月6日に香川ファイブアローズ、西宮ストークス、熊本ヴォルターズ、仙台89ERSのB2プレーオフ進出を相次いで発表した。同日の消滅試合発表を受けての結果で、これによりB2プレーオフは、先に出場を決めていたファイティングイーグルス名古屋と福島ファイヤーボンズを含め、出場8チームのうち6チームの顔ぶれが確定した。


☆B2 PLAYOFFS 2021-22出場チーム(カッコ内の成績は4月7日時点)

東地区
ファイティングイーグルス名古屋(37勝7敗、勝率.841、3回目)
仙台89ERS(30勝15敗、勝率.667、2大会連続2回目)
福島ファイヤーボンズ(31勝16敗、勝率.660、初出場)
西地区
西宮ストークス(31勝15敗、勝率.674、2大会連続3回目)
香川ファイブアローズ(31勝15敗、勝率.674、初出場)
熊本ヴォルターズ(31勝16敗、勝率.660、3回目)

 


現時点でこれら6チームは、FE名古屋に地区優勝へのマジック1が点灯しているほかは通算成績でほぼ横並びの大激戦で、プレーオフの組み合わせはまだ確定していない。また、残る2枠の争いでは、西地区4位の佐賀バルーナーズ(25勝19敗、勝率.568)と、東地区4位の越谷アルファーズ(21勝19敗、勝率.525)がやや先行し、西地区5位の愛媛オレンジバイキングス(22勝23敗、勝率.489)がその背中を追いかける構図となっている。

 


日本代表としてFIBAワールドカップアジア地区予選で活躍したルーク・エバンスも奮闘中のFE名古屋をはじめ、6チームがプレーオフ進出を確定した(写真/©B.LEAGUE)


なお、プレーオフ進出を確定した6チームの中で、3月8日に開催されたBリーグ理事会における2022-23シーズンBリーグクラブライセンス第1回判定の結果としてB1ライセンス交付をすでに受けているのは仙台、福島、西宮、熊本の4チーム。成績では頭一つ突出しているFE名古屋と、今回プレーオフ初出場を決めた香川は継続審議となっている。FE名古屋に関しては施設基準の確からしさが、香川は施設基準・財務基準の確からしさが、審議の対象だ。


B2プレーオフは、出場8チームが2戦先勝の3試合シリーズ(どちらかが最初の2試合で2勝すれば3試合目は行われない)を戦うフォーマット。試合日程は以下のとおりとなっている。


【B2プレーオフ2021-22試合日程】
■B2クォーターファイナル 2022年5月6日(金)~10日(火)
■B2セミファイナル 2022年5月12日(木)~16日(月)
■B2ファイナル/3位決定戦 2022年5月20日(金)~24日(火)
※ホームクラブ(プレーオフ出場順位上位クラブ)が上記日程内で開催
※組み合わせや試合開始時間、会場などの詳細は今後決定・発表予定


B2 PLAYOFFS2021-22フォーマット

B.LEAGUE 2021-22 POSTSEASON概要

 

 

(月刊バスケットボール)



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